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スペア  作者: 花かつお
本編
5/13

(5)何がなにやら、どういうこと?

 それから数日後ーーまた森から薬草摘みから戻ると


 ん?家の前に誰かいるよ?


 うわっ最悪だ……目の前の光景に頭痛がしてきた。

 王子と勇者が2人並んで僕の家の前にいますね。


 そして、僕の姿をみた王子は


「……リン、今までの事は、許してやるから帰って来い」


 サイテ―男が何か言ってますが、そんなことより

 守銭奴勇者にまず文句だ。


「ルーン……裏切ったな……この金ダイスキ―のバカ勇者……」


「だって、仕方ないだろ。ローレが金10枚くれるって言うからさ~」


 にこにこと喋りやがって、そんなに金が好きなら

 お前の頭、ここに金の延べ棒があったらそれで殴っていいか?

 そして、僕は王子たちを睨みながら


「僕は、もうそっちには帰る気もありません。」


「なんだと 人が探しに来てやったのに、その態度は!」


 ん、一応探してくれていたのですがそれは、それは、ご苦労様です。

 けど5年もほっといて今さらなんですけど、本当に探していたんですかね

 この人?


「探していたんですか?ほっといてたの間違いじゃなくて?」


「なっ お前がいなくなって、すぐさま捜索隊を出した。

 が、見つからなかったんだ」


「へっ?」


「本当のことだよ~リン、ローレは君の事さがしてたよ 不思議な事にいくら探しても君の足取りがつかめなくってさ この前、僕とあったのも偶然だったんだよ?」


 その説明を聞いて、なんでだと混乱していると


「それは、私が隠していたからだよーー」


 突然、お隣のバカ息子のお父さんが現れて、そう言った。


 って、どういうこと? お隣さん?


 ルーンがお隣さんを見て一言


「もしかして、南の隠れ賢者……?」


「そうだよ 私が賢者だよ」


 そう言って、お隣さんはニコリと微笑んだーー




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