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僕は魔法少女に変身する  作者: マナマナ


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初めまして魔法少女です 1

初めまして。マナマナと申します。

妄想全開で書いています。誰だってなんであれ一回は変身願望を持ったことがあると思います。

自分が魔法少女になれたら・・・なんて思って書いてます。

読んでもらえると嬉しいです。

 深夜の東京。

 人々の眠らない街。

 常に誰かが、その人にとっての何かの活動を繰り広げている街。


 いやいや、東京だけが特別なわけない。

 日本全国。

 違う。今や世界レベルのこと。

 人々は寝る間を惜しむのが常識になった世界なのだ。

 ネオンや街灯は煌々と辺りを照らし星の数を数えきれさせる位にしている。だからその分闇が濃くなる。

 ほら、後ろにある電柱の影。

 濃いよね。闇は人々の心の隙を狙ってる。それは私かもしれない。あなたかもしれない。


 私は大きな工事用クレーンの一番天辺に立って夜風を感じている。


 そして青い瞳でこの世界を見つめる。ピンク色の髪が気持ち良さそうに靡いて、大きく息を吸い込むとそこには夏の次に訪れる初秋を予感させる匂いがする。それでもまだまだ残暑が厳しい。今日は幾分涼しい気がする。そろそろ虫達の声だって聞こえてくるだろう。

 私は少しだけ、もうちょっと先まで見ようと軽くつま先立ちになる。なんとなく星に近づいたみたい。


 不意に私の瞳に影が忍び寄る。


 思わずちょっとだけよろける、が、直ぐに体勢を立て直してからついでに眼鏡の位置を直す。


「見〜つ、け、た。そこから動いちゃ駄目なんだから」


 私は軽く足場を蹴り上げ体をふわりと宙に踊らせる。

 三日月が鋭い鎌のように夜空に浮いている。

 目指すのはその先。ちょうどレインボウブリッジの辺り。誰も私の姿に気付かない。気付くはずもない。だって人々は自分達の事で一生懸命だから。


 やがて目の前に私と同じように飛んでいる影を見つける。向こうも私に気がついたみたい。合流して並んで夜空を飛んでいる。やがてうんざりした言葉がする。


「やっと出てくるのですね。待ちくたびれてしまいましたわ」

 いきなりの文句から始める。ま、お決まりだけど。私だって同じこと思っていたよ。

「ホントだね。グロー、今夜もさっさと終わらせちゃおう」

「当たり前です。わたくし、明日は早いのです」

「だよね。私もさ明日はいつもより早いんだ。最近忙しくって」


 ホント忙しい。今月はもう二回も休日出勤をしている。今日なんか珍しく定時で退社した。けれど家でゆっくりするつもりはあるのに、なかなかそうさせてくれないのが悩みの一つでもある。つい溜息。


 グローは私の顔をマジマジと見て口元には手を添える。その仕草・・・また溜息(小さく)

「ねえジーア。随分言葉使いサマになってきてますわよ。本当はそっちの趣味があるんじゃない?」

 またその話題か。いい加減やめて欲しいんですけど。それにそっちの趣味ってどっちの趣味のことなの?分って言っているのかな?

 しかし彼女の場合は想像の域を越えていないことだけは断言出来る。世の中って結構複雑なんだよ。って言っても無駄かな。それでもここは合わせておくのが大人の対応だね。


「えっと、そう見える?でもでも、こんな格好してたらこっちの方が自然かなって。それと私はノーマルよ。毎回言ってるんだけどさ。私はノーマル。いい加減分ってもらいたいな」

 この答えも毎回同じ。それでも満足したみたい。きっと箸が転んでも楽しい年頃なのだ。

「なんだか挨拶みたいになってますわね。この次もまた聞きますので」

 聞こえるような溜息をついてから苦笑いした。


『仲間』

 私達は仲間。それも特別な。なりたくても必ずなれるワケじゃない。偶然と運命が重なるくらい特別な関係。それは今この状況が説明している。空を飛ぶのってほんと気持ちいいんだから。


読んでいただきありがとうございます。

初めてなので手探り状態で投稿しております。

これからどんどんアップしてゆくのでよろしくお願いします。

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