詩 青すぎる青
「あの空の向うへ」
「空の向うの青の彼方へ」
「誰も到達した事のない世界へ行きたい」
青すぎる青
空 高く 飛翔して
ふっと深い青へ飛んでいきたい
青の世界へ飛び込みたい
青すぎる青
心を染めていく
まるで広い孤独
羽をつくって一人の世界に
飛び込んでいく
青すぎる青
それすらも超えて
深い青の彼方まで
飛んでいきたい
「誰が無駄だと語っても」
「言葉が無理だと叫んでも」
「理性があり得ないと判断しても」
青すぎる青
そんな世界へ
飛んでいきたい
「ストーリー」
空を飛ぶと墜落する。
空の女神は地上の民が嫌いらしい。
私達に呪いをかけたんだ。
でも、それでも。
空を渇望する挑戦者は、いつの時代にも現れる。