表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神に頼まれてダンジョンマスター  作者: ピース&ディストラクション
10/11

冒険者が来る予定

役割を説明してから、5日が経った。


「んー、そろそろ冒険者達が来てもいいと、思うんだけどなぁ、どう思うセバスチャン?」


俺は、リビングでソファーに座りながらセバスチャンとチェスをしていた。


「そうですね、確かにそろそろ来ると思いますよ。アサシンウルフ達の報告だと、この5日で上の街には、商人や一般人などは来てますからね」


「なら、最初はどのランクの冒険者が来ると思う?」


「まずは、やはり高ランクでわないでょうか?本来ですと、底ランクが来るのですが、このダンジョンは色々有名になりましたので」


「やっぱり、そうだよなぁ。んじゃ、どこの国の冒険者だと思う?」


「帝国も捨てがたいですが、まずは王国でしょう。帝国と王国は長年小競合いを起こしています。今回帝国が痛手をおったので、王国としてはこれをきに、出来るだけこのダンジョンと関係を持ちたいでしょうから。」


「もし、王国の冒険者が来るとしてどうい『ビービービー』お、来たみたいだな。さて、どのランクのどこの冒険者がきたのやら」


俺とセバスチャンはチェスを途中で止め、ダンジョンのモニタールームに移動した。そこには、すでにニルナがいて、モニターを眺めていた。


「お、ニルナが一番乗りか、どういう状況だ?」


「あ、サデス様。現在四階層が突破され、各階層配置したモンスターの6割が倒されています」


「へー、初心者用とはいえ、速いな。このままだと、中級用もすぐに突破されるか」


「そうなると思われます。いかがしますか?」


(んー、何処まで行くか見てみたいが、このままだと中級も余裕そうだし、モンスターの無駄になるか)

ちなみに、現在のダンジョンは


一~五階層初心者用…スライム、ゴブリン、オーク、オーガ等レベル十~二十・罠あり (毒、即死なし)

六~十階層中級者用…スライム、ゴブリン、オーク、オーガ、スケルトン、アンデット等レベル二十~四十・罠あり (即死なし)

十~十五階層上級者用…オーク、オーガ、アンデット、下位デーモン、リッチ、下位竜等レベル三十~六十・罠あり

十五~二十階層神級…各竜種、上位デーモン、フェンリル、バジリスク、グリフォン、ユニコーン等レベル百~六百・罠あり

最下層…竜の間、居住空間


と、こんな感じだ。


「よし、桜薫!」


「はい、お側に」


「入ってきた冒険者を転移陣を使って竜の間に案内しろ。その際竜達を整列させとくんだ」


「承知しました!」


そう言うと、桜薫はその場から消えた。


「んじゃ、俺も行くとするか」


「サデス様、お供致します。」


そう言って、俺とニルナは竜の間へと移動した。

竜の間って?と思う人も多いだろう、竜の間とは前に説明した俺専用の戦闘部屋のことだ。あそこは、俺が竜の姿になっても余裕で戦闘出来るくらい広くなっている。


「さて、あとはここに座って桜薫が冒険者を連れて来るのを待つだけだな」


「そうですね。ところで、サデス様はどこを目指しているのですか?」


「目指してるって?」


「例えば、種族問わずに滅ぼすとか、人間以外をまとめて国を作るですとか、あとはサデス様のハーレムをこのダンジョンに作るですとか」


「あぁー、その事か。それは、今回の話合い次第で皆に話すよ。

てか、最後のハーレムってなんだよ!?そんなもんつくんねーわ!!」


「サデス様は、ハーレムには興味がないのですか?」


「いや、ハーレム作りたいし、好きだけど、なかなか作ろうと思って作れるもんでもないし…。」


「では、機会があればハーレムを作りキャッキャ、ウフフをしたいのですね?これは、アテス様に報告しときますから」ニコッ


「あ!いや、その、これはなんといいますか。これはですね、男に『主様、ただいま冒険者のかたをお連れしました。』…あ、そう。

よく来たな冒険者よ、俺がこのダンジョンのマスター、アテサデスだ」


「よう、俺はイルサンダ王国のSランク、サンドリックだ。さて、俺は今回一様話し合いのつもりでこのダンジョンに来たんだが、そっちはどうだ?」


そういいながらサンドリックは腰の剣に手をかけた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ