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風を見た

主人公は、実在の人物であり、作者でもある、出来事もほぼ実在の出来事であり、ここには一人の人間の限界に挑戦しながらも、好きなことをして楽々と、これといった努力もなしに物事をやり遂げていくプロセスがリアルに書き綴れられていく。


これは、新時代の新しいやり方であり、みなさんの古い信念体系は書き替えられていき、地球を超えた、銀河時代へと変容するために非常に役立つだろう。

【愛する妻に捧ぐ、永遠の夏を、そして永遠の愛を】



俺たち二人は2014年10月10日に結婚した。夕美は少し変わった女の子だった29才


俺は再婚だが、夕美は初婚、


夕美は精神疾患を患っていた、しかし見た目には普通だし人前では普通に振る舞える、美人だし性格も大人しく優しい。


だけど男に対して免疫がなく、23才の時に女一人で知らない男の車に乗せられベロンベロンに酔わされながら、道端に放り出され「人間不信になった!」と怒っているという世間知らずだ(笑)



俺にしてみれば可愛いもんだったんだが…



俺は夕美の精神疾患を知らずに結婚したところ、四年間実家に一人で引きこもりで対人関係を完全に絶っていた夕美は、ネット依存になっていたことがわかった。


そしてネット依存になっていた結果リアルな人間関係とバーチャルな人間関係の境界線がわからずに。


新婚間もない時にネットで顔も本名もどこで何をしているかもわからない人物の方を信頼してしまい、その人物から俺の根も葉もない悪口をメールして来たことで、俺を疑い、俺が仕事中にリストカットしてしまったのだ。


俺は以前から容態の悪い夕美と仕事中に電話していたところを、俺の職場のオーナーから注意されていたところだったので、オーナーから「お前が一緒にいてやらんとな」と恩情を頂き、それで退職した。



俺は一世一代でやり遂げる夢がある!それは地元の中学の通学路をメインストリートして、今度巨大な駅ビルが完成する機会に、この通りに「エンドレス・サマー通り」という名称を付けることだ、俺の発想は逆転の発想だ!



人が集まるから通りに名前が付くのではなく、通りに名前を付けたから人が集まり店が出来て繁栄する、俺は自分で言うのも変かもしれないが「主体的」なんだ「クリエイティブ」なんだ!。



みんな受け身でどうする?行動を起こすならば!何かをやるならばチャレンジャーであれ!と現代の若者をみていると、はがゆい。



それは今年の春の夜だった、俺は涼の店「レオ」の前でこの通りを流れる【風】を見ていた、


いや、それはただの風ではなく、風というより風と共に運ばれてくる「気」?気配、雰囲気?ウーン?言葉は不自由だな、とにかくこの【風】を感じるのは簡単だ、この通りをゆらゆらとさまよいながら。



そうだな・・例えばだ、何か理不尽なめにあったときに、負けるが勝ちで悔しいけど頭を下げてしまった時に、何だかふっ~と一息ついて「これでいいのだ」とバカボンのパパみたいに呟く時や、何かに煮詰まってビートルズの「レット・イット・ビー」(なすがままに)のサビをリフレインしながら口ずさむとか、そんな感じの時なんだ。


そうやって、深呼吸してリラックスしたときにふと【風】を見ることがあるんだ。



人生、あるがままに、なすがままに、ありのままで、つまりそういうこと。だから「これでいいのだ」なんだ。



それから約半年後~「練習不足で失敗!」とギターに大きくマジックペン書きなぐった、涼の店でミュージシャンとして、さりげなくギターを持ち込み、やらかしたんだ、突然ギターを持ちながら演奏し歌い出したのはいいが、完全な練習不足!



お客さんとのコミュニケーションまでやれなかった、歌をただ聴かせるのではなく一緒に盛り上げるんだから。背中を向けていては無理だ!


ここで必要なのはエンターティナーの俺だ、アーティストだ!まぁ仕方ない!次は絶妙なタイミングでやるさ、しかし練習しないとな。


俺はやればできる男だ!しかしそう思っているだけじゃないかな?実際はどうだろう?よし明日必ずやってみよう、いやいや、みんな、「明日からやろう」と思いながらやらないから、あんななんだ、ならば俺は今すぐやろう、よし、まず最優先課題からだ。

そのための準備から始めよう、準備はいいか?よし、ならば、あとはタイミングだ、人の絡みは?よし!タイミングは、シンクロナイズに任せよう、と例えば、こんな思考形態で俺は、できる男になるのだ。


俺の夢は共存共栄の社会の建設だ、それをこの通りから始めるのさ、この通りの名前を「エンドレス・サマー通り」と名前を着けたい。


この地区は今度建設される駅ビルから歩いて10~15分の近所にある。


俺はバカボンのパパが大好きだ!作者の赤塚不二夫さんの分身だと思うしタモリさんを東京まで連れてきた目は間違いない!



だからいつも口ずさむ「これでいいのだ!」と。



それは今年の春の夜だった、俺は涼の店「レオ」の前でこの通りを流れる【風】を見ていた、


人生あるがままに、なすがままに、ありのままで、つまりそういうこと。だから「これでいいのだ」なんだ。



そしてその時に思ったのさ!「この通りは世界を変えてしまう原点になる!」とね。


世界だよ!世界!みんなの世界観が変わってしまうのさ!わかるかな?


俺は世界を変えるためには自分の視点を変えればいともたやすく、世界は、つまり俺の世界は変わることに気づいた、すると俺は本当についていることに気づいたのさ。


こんなに俺が世界で一番ついているって初めてわかったんだ!これはすごく面白い画期的な「革命」とも言えるべき内面の変化だったんだ。

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