奴隷システム
~奴隷システム~
このシステムは、ライドニア大陸、ユーストン大陸、ブリタニア皇国並びにその周辺の島国において『奴隷管理システム局(SMS)』の管轄のもとに実施される。以下の規約に従い、このシステムの使用を許可するとする。なお、いかなる場合においても以下の規約を違反しない限りは、『奴隷管理システム局(SMS)』は干渉してはならない。
1.本システムの影響下におかれる国では主人、一般人、奴隷の3つの身分に別れる。この場合の言葉の定義は主人は奴隷を一人以上持つもの、奴隷は主人と契約を結んだもの、一般人は奴隷を一人も持たずなおかつ誰とも契約を結んでいないものとする。なお、この関係の中に、機械、動物(人以外)は含まれない。
2.主人と奴隷の契約は互いの同意が合って成立するものとする。なお、それは互いに心からの同意でなくとも構わない。
3.奴隷になったものは主人から任意の場所に『刻印』が付けられる。なお、『刻印』のデザインは主人が決めれるが、他の主人と同じデザインにすることはできない。また主人は『刻印』のデザインを一つしか決められない。途中変更は不可である。
4.主人は奴隷を複数人もっても構わない。その代わり、主人は奴隷一人一人に対し、最低限の生活を保障しなければならない。また、奴隷の年齢、性別、血縁関係などにおける制限はない。
5.奴隷は複数の主人を持つことはできない。また、奴隷が別の奴隷を持つこともできない。
6.主人の命令に奴隷は基本的には逆らえない。ただし、命の危険にさらされる可能性がある場合は自己防衛システムが働き無効となる。
7.主人と奴隷は契約した瞬間から体調をリンクさせることが可能となる。なお、リンクの解除も可能である。また、主人は奴隷の能力をすべて共有することができる。奴隷は主人の元々の能力の半分を共有する。
8.奴隷は主人に身体的な反抗はできない。ただし、言葉での反抗は許される。なお、命令に置いて言葉での反抗を妨げることはできない。ただし、身体的な反抗を命令に置いて強制的にさせることは可能である。
9.他人の奴隷を自分の奴隷にするには互いの主人同士での同意が必要である。なお、この際には奴隷の意思は尊重されない。また、『刻印』は新たな主人のものに切り替わる。
10.主人が奴隷になった場合、その所有していた奴隷たちは新たな主人の奴隷になる。
11.主人が死んだ場合、奴隷は解放され、身分が一般人になる。その際『刻印』は消える。
12.主人は奴隷を放棄することはできない。ただし、規約9の場合のみ有効である。
13.『刻印』を他人に移植しても効果は得られない。また、『刻印』を規約11以外で除去しても奴隷であるということに変わりはない。
14.月に一度『奴隷管理システム局(SMS)』から各主人のもとに監査員を派遣し規約に違反していないか確認する。
15.主人が何らかの理由で奴隷を管理できなくなった場合、『奴隷管理システム局(SMS)』の名において主人の処分及び、奴隷の解放もしくは処分を行う。
以上を奴隷システムの規約とする。
ライドニア大陸代表 大日中帝国、第22代国王 李小蓮
ユーストン大陸代表 聖ネフェルティ大聖堂、教皇アテネ・ミラミ
ブリタニア皇国、第6代皇帝 レドモンド・ブリタニア
奴隷管理システム局、局長 篠崎鳴
この4名の名のもとに『奴隷システム』を2013年4月より施行する。