表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔と天使  作者: 月陽
PR
1/1

悪魔と天使

悪魔と天使どちらか正しいのかなんて誰もわからない

自分が正義だと思うことは相手にとって悪かもしれない

そう考えると相手のことを少しは理解できると思います。

序章


天使と悪魔。

天使は「秩序」と「善」を、悪魔は「混沌」と「悪」を象徴する存在だとされている。

人々は当然のようにこう信じていた。

――天使は善であり、悪魔は悪である、と。

だが、なぜ天使が善で、悪魔が悪なのか。

その理由を説明できる者は誰一人として存在しなかった。

それでも人々は疑うことなく善悪を決めつけ、天使を崇め、悪魔を恐れ続けた。



人間暦562年

かつて天使と悪魔は長きにわたり対立していた。

しかし両者の戦力は拮抗しており、どちらも決定打を欠いていたため、大規模な戦争へ発展することはなかった。

均衡は保たれていたのだ。

だが、その均衡はある日を境に崩れ去る。


人間暦662年

人間界で神への信仰が広まった。

各地に教会が建てられ、人々は神へ祈りを捧げるようになる。

そして神の使徒とされる天使は崇拝の対象となり、悪魔は討つべき敵として語られるようになった。

いつしか人間たちの間には共通認識が生まれていた。


――天使は正義。


――悪魔は悪。


その結果、戦いの構図は変わる。

天使 VS 悪魔だった争いは、

天使・人間連合 VS 悪魔へと変貌した。

悪魔たちは劣勢へと追い込まれていく。

さらに悪魔たちの内部でも対立が発生していた。

天使との全面戦争を望む「過激派」。

そして、話し合いによる和平を望む「穏健派」。

悪魔の大半は過激派に属していたが、穏健派も確かに存在した。

しかし同胞同士の争いは悪魔たちの結束を弱め、結果として天使たちに攻め込む隙を与えてしまう。

悪魔たちは外敵と内輪揉め、その両方に苦しめられていた。



人間界 アビディアの森


アビディアの森には数百人の悪魔たちが暮らしていた。

本来、悪魔は魔界で生活する。

それにもかかわらず彼らが人間界に住んでいるのは、穏健派の中でも特に力の弱い者たちだったからだ。

過激派との衝突を避けるため、彼らは人目につかぬ森の奥でひっそりと暮らしていた。


「アス! こっちも運ぶのを手伝ってくれ!」


そう声を上げたのは、真っ黒な髭を蓄えた老人だった。

呼ばれたのは、夜空のように美しい漆黒の髪を持つ青年。


「わかったよ、ロノ爺さん! 今行く!」


青年――アスは笑顔で返事をすると、抱えていた薪を置き、老人のもとへ駆け出した。

彼はまだ知らない。


この穏やかな日々が、もうすぐ終わりを迎えることを。



私「月陽」が初めて投稿する小説です。

初めてと言うこともあり未熟で読みにくかったり

間違いがあるかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。

続きは逐一投稿する予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ