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クラフトアルケミスト:海底底中のヴォイド・レイヤー ~重力は買収されました。至高の青春は、逆流の中にしかないのです~  作者: 島田一平(ねこちぁん)
【兎姫の章】重力がまいご!三層都市

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10/21

Osb.18:資本の黄昏なのです!――酒樽の王土、レイヤーの反旗

【場所】クライン・ヴォイド・サンクチュアリ・支配階層『アリシア・セントラル』

アリシアの冷徹な管理下にあった「物理特許」のグリッドが、うさちぁんの噴き出すにんじんっ酒の蒸気で、赤銅色に錆びついていく。「兎姫とき」の狂気による、強引な空間のリフォームが始まった。


アリシア

「(端末を叩くが、エラーログが酒の銘柄に置き換わっていく)……信じられません。私の構築した完璧な数式が、ただのアルコール中毒者の脳内麻薬ロジックに屈するなど。咲姫、これはあなたの差し金ですね?無秩序カオスは収益を生まない……ただの負債(徒労)でしかありません!」


咲姫

「にゃうにゃ!アリシア、それは『正常』という名の狭いレイヤーしか見ていない証拠なのです。見てください、うさちぁんが笑うたびに、あなたの完璧な世界に『酒樽のノイズ』が混ざり合っていく。これこそが、兎姫が贈る――資本主義への弔砲なのです!」


うさちぁん

「ヒック……!アリシアちゃん、数字ばっかり見てると肝臓がシワシワになっちゃうよぉぉ!ほら、この22NkQトンの不謹慎な蒸気を吸って、一緒に『労働の向こう側』へ行こうよぉぉ!!」



【下剋上:兎姫ときの領域展開】

アリシアが支配していた「床」が、咲姫のシャッター音に合わせて巨大な酒樽の蓋へと置換され、重力のベクトルが「うさちぁんのコップ」へと収束する。


新平

「(足元が急に巨大な木樽になり、酒の香りで目が回りながら)……あ、アリシアの独裁が終わったと思ったら、もっとタチの悪い『酔っ払いの王国』が建国されたぞ!おい!空から降ってくるのが雨じゃなくて、度数90%の原液になってるじゃないか!!」


未生

「(降り注ぐ酒の飛沫をレンズで透過させ、虹色の先輩を撮影しながら)ああ……!権力の鎖を酒で溶かし、自由という名の狂気に身を投じる先輩!アリシア様の計算された美しさも素敵ですが、今の、この秩序がゲロ(自主規制)のように吐き出される瞬間!脳が、脳がレイヤーの洪水でパンクしちゃいますぅぅ!!」


猫二

「にゃ……。……アリシアが溜め込んでいた『エトス』が、うさちぁんの魔法で全部『プリンの原液』に両替されていくにゃ。……あ、これなら働かなくても、この海を泳ぐだけで食い繋げるにゃ。……でも、泳ぐのが面倒だから、やっぱり沈むにゃ……(幸福な窒息)」



【アリシアの苦渋:強制等価交換の崩壊】

アリシアの資産管理能力が低下。その代わり、うさちぁんの機嫌に合わせて「時給」がリアルタイムで変動(乱高下)する。


アリシア

「……くっ。一秒ごとに通貨価値が変動する世界など、経理として認められません。ですが……この『兎姫』のレイヤー……。不合理ゆえに、私の予測モデルを0.01NkQ秒ごとに超えてくる……!」


琴子

「……聴こえる。アリシアの冷たい計算機が、オーバーヒートして奏でる『ミ』の悲鳴。……そこに、咲姫のシャッター音と、うさちぁんの笑い声が重なって……。……聴いたこともない、暴力的な『歓喜の歌』になってるわ。」



うさちぁんが酒樽の底を蹴ると、サンクチュアリの空に巨大な「兎」と「猫」の紋章が浮かび上がった。資本によって支配された偽りの聖域が、今、少女たちの「遊び場」へと反転する。


咲姫

「サクッ!管理者に、青春の『泥酔どぶ』をぶちまけるのです!!」


(Osb.19へ続くのです!)

アリシア・セントラル:一般的には、経理部と言います。

経理部が暴走するとか悪夢ですよね…?

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