花菖蒲 清少納言
通常、撮影旅行などで奈良方面から帰るルートには、いつもであれば名阪国道(一般国道25号のバイパス道路で、三重県亀山市の亀山インターチェンジから、伊賀市などを経由し、奈良県天理市の天理インターチェンジへ至る高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路)一択なのです。
しかし、この日は何故だか分かりませんが、違うルートを走りたくて走りたくて仕方がありませんでした。
そこで名阪国道を針インターチェンジで降りてしまい、国道369号線を北上して走ることにしました。
20分ほど北上すると、『柳生花菖蒲園』の案内看板が観えましたので、折角違う道を走ってきたのだから入園してみようと、『柳生花菖蒲園』に入りました。
入園すると、そこは花菖蒲の花・花・花・・・
様々な品種の、様々な色彩の、早咲き遅咲き等の品種違いにより、一部に花菖蒲が咲いていない場所はあるものの、ほぼ満開状態の花菖蒲が出迎えてくれました。
早速、花菖蒲をより綺麗に、より素敵な構図の、花々がバランス良く写せる写真撮影場所を探し求めて、大きなカメラバックと大きな三脚を抱えて、あっちこっちウロウロと歩き回りました。
花菖蒲の品種を示す表示が『清少納言』とある場所が、私的に、ここだと納得出来る写真撮影ポイントでしたので、じっくりと構図・レンズ・ピント位置・ボカシの状況を決めて写真撮影したのが、下に添付した風景写真となります。
この写真は全くのノートリミングですが、額装して飾る、四つ切とか半切とか全紙とかの写真用印画紙にプリントアウトすると、左右両端の一部しか写っていない花菖蒲はカットされて、小生好みのバランスが良い、好みの写真となるのですよ。
その後は、さらに国道369号線を北上して、大和街道の国道163号線に入り、東進して伊賀インターチェンジで名阪国道に戻りましたが、残念ながら?特筆するようなことはありませんでしたね。
何故だか運良く綺麗な写真が写せたわけですから、清少納言さんが、自分の名前を冠した花菖蒲が満開に咲いているのだから綺麗に写してくれと、私を呼んでくれたのだと、勝手に想うことにしています。
花菖蒲園は、北は北海道から南は九州まで、日本全国にありますので、花菖蒲の咲く時期に尋ねてみるのも良いかもしれませんね。
種類や本数多い園だと1500種だとか100万本だとか、凄い数の花菖蒲が観られる場所もあるそうですよ~。




