銚子電鉄 ぬれ煎餅
1日出張の場合は、職場に出勤していないため、タイムカードの打刻が出来ないために、残業にもならないので8時~17時の8時間勤務扱いとなります。
極端な例ですが、県外への出張の場合、出張先での会議が例え17時に終わったとしても、移動時間の都合で自宅に帰り着くのが、深夜12時過ぎなんてこともある訳ですね。
そうなると考えてしまうのが、金曜日出張の場合なら翌日は休日なので、出張先の近辺で宿泊してしまい、翌日は朝から写真撮影の旅行が出来るではないかと・・・
職場に請求出来る往復の交通費は、金曜日の深夜に帰っても、土曜日に帰っても変わらないではないかと・・・
写真撮影の旅行が、宿泊代と食事代、出張先から追加移動する分の運賃だけで済んでしまうではないかと・・・
と言う訳で、千葉県で金曜日に開催された17時終了予定の会議に1日出張で出席した時、折角千葉県まで来ているのだから銚子に泊まってしまい、土曜日に「銚子電鉄を観に行こう、銚子電鉄に乗車して、ぬれ煎餅を買って銚子電鉄を応援しよう」と思ってしまった訳ですね。
そうと決まれば、銚子駅周辺で空いている安価な宿を探して宿泊して、翌日は銚子電鉄に『乗り鉄』です。
犬吠埼灯台も有名ですが、銚子と言えば醤油が有名ですから、ヤマサ醤油やヒゲタ醤油の工場見学も出来るならば、寄ってみようと思いました。
出張なので、写真撮影旅行で使っている大きな三脚は持って来ていませんが、たまにはそれも良いかなと思えてきます。
ところがここでトラブル発生。
出張先から宿泊予定地の銚子駅に向かっている最中に、突然の夕立での激しい雷雨による落雷で、列車がストップしてしまい全く動かない。
車内アナウンスによると「送電設備に落雷があり、現在復旧作業中だが運転の再開時間は見通しが立っていない」とのことらしい。
結局送電設備が復旧して列車が再び動き出すまでには、1時間以上はかかったかと思います。
出張先から銚子に寄り道をせず帰った場合でも、送電設備の復旧にもっと時間がかかっていれば、何とか新幹線で名古屋駅までは戻れたにしても、ローカル線の最終列車に間に合わず、自宅までは帰り着けなかった可能性もあった訳ですね。
銚子で泊まった翌日は早朝から、総武本線の銚子駅から銚子電鉄に乗り、まずは犬吠埼駅へ。
銚子電鉄に乗るその前に、特急『しおさい』が停まっていたので、とりあえず1枚写します。
犬吠埼の海岸は三方を海に囲まれた海食台地で、断崖絶壁の下に横たわる無数の岩礁で大波が砕ける様は、とても見ごたえがあるのだそうですが、私が観に行った時には小波中波程度、しかし海霧が発生していてチョット幻想的でしたよ。
犬吠埼駅から今度は、車庫とヤマサ醤油の工場がある仲ノ町駅へ。
下車した仲ノ町駅では、車庫での電車見学会をしていましたね。
目の前に醤油のタンクが観えたので、車庫の電車3編成と見学者、背景に醤油タンクの構図で、とりあえず写真を写しておきました。
1時間ほどかけて、ヤマサ醤油の工場見学をしてきましたが、これは『しょうゆ味わい体験館』が出来る少し前のお話ですから、今は完全予約制で土日は工場見学をしていないようですので、ご注意くださいネ。
その後は、仲ノ町駅に戻り売店でお土産に『ぬれ煎餅』全種類などを買って、ヒゲタ醤油の銚子工場も工場見学(2024年4月現在、当面の間工場見学を休止との情報あり)もしました。
ヒゲタ醤油にも『ぬれ煎餅』を売っていたので、味比べでついつい買ってしまいました。
帰りは銚子駅で乗車券と特急券を買い、ホームでタイミング良く銚子駅に到着した銚子電鉄の電車を1枚写します。
その後は、総武本線の銚子駅から東京駅まで特急『しおさい』に乗車して、東京駅から名古屋駅は新幹線の自由席特急券で『のぞみ』に乗車して帰途につきました。
因みに、私が刺身や寿司を食べる時に愛用している醤油は、味噌・醤油・たまりの名産地でもある愛知県に住んでいるにもかかわらず、ヒゲタ醤油が年に一度限定醸造する『玄蕃蔵』の生なんですよね~。
『玄蕃蔵』が無くなると、地元のたまり醤油にしますが・・・
味噌は、八丁味噌などの赤味噌・豆味噌を使うことが多いですね。




