早朝なら京都の名所も、誰も人が写らず撮影出来る
ゴールデンウィークの初日早々から旅行仲間達と、京都観光に行った時のお話です。
ゴールデンウィークなのに、京都嵐山の渡月橋近くに運良く小さな宿が予約できたので、鉄道の旅で、新緑の京都嵐山観光と京都鉄道博物館に行くことにしました。
宿には専用の無料駐車場は無くて、近くの有料駐車場を利用のようだし、車での京都旅行は、駐車場探しで困ってしまうとのことだったので、今回は鉄道での旅としました。
往復を新幹線利用ではなく、行きの片道くらいは在来線でゆっくり旅でもイイかなと、早朝ほぼ始発の出発で、のんびり車窓からの新緑風景を眺めながら、乗り換えのタイミングでは、駅弁も買って食べながらの『乗り鉄』の鉄道旅となりました。
流石は京都嵐山、何処を歩いても、人・人・人・・・京都観光の皆さんを観に来た気分になりました。
何とか人が全く写らない『嵐山竹林の小径』を写してみたいと思い、早朝の日の出少し前に起きて、旅行仲間達を起こさないよう気を付けて準備し、一人で写真撮影に行ってみることにしました。
竹林の小径まであと少しの場所まで歩いて行くと、竹林の小径方面から、「ブゥ~~ン」と大きな音がしてきます。
何だろうと思いながらも竹林の小径近くに到着すると、動画撮影のプロらしき人達が業務用ドローンの操作をして、動画の撮影準備をしていました。
ドローンの先には黄緑色の高級そうな車、〇スラモデルSが停まっていましたから、たぶん新車のプロモーション撮影かドラマの撮影だったのでしょうね。
撮影スタッフの近くまで歩いて行くと、撮影スタッフの警備担当らしき人物が「警察には撮影の許可は取っているし、撮影の邪魔になるから、車や撮影場所に近づかないように」と、勝手なことを言って来ました。
撮影スタッフには公道を歩く歩行者の通行を妨げる権利は無いので、私は「まだ撮影準備中で、撮影は開始していないでしょ!竹林の小径には、この道を通り抜けないと行けないので通りますね」と言って、その場をサッサと通り抜け、竹林の小径で誰も人が歩いていない竹林の風景写真をパパッと写して、少し遠回りして宿に戻りました。
でも流石に竹林の小径を引き返してまでの、撮影の邪魔まではしませんでしたよ。
特には興味もありませんでしたし・・・動画撮影を開始していて、通せんぼなんてされていたら、宿に中々戻れませんし・・・
帰り際には、私と同じように早朝から竹林の小径を写真撮影していた方々に、「この先で業者さんが、ドローンを飛ばして、車のプロモーション撮影かドラマ撮影らしきことをしているから、ご注意くださいネ」と親切?にも一応伝えておきましたからね。
宿に戻ったら、旅行仲間達は皆起きていたので、早速その時の話をしたら「強心臓だな~」と笑われましたよ。
「〇スラモデルSは、まだ走っているところを観たことが無いから、見て観たかった」だってサ~
帰りは新幹線『のぞみ』乗車で、最速で帰りましたよ~!
京都観光のためか京都駅で降りる方が多かったので、事前予約していなかったのだけれど、待ち時間も無く運良く?なんとか座って帰れましたね。
今は東海道新幹線で運行していない500系の新幹線に誰も乗車したことが無かったので、「500系新幹線、一度くらい乗ってみたかったね~」「乗りたければ新大阪駅から姫路駅まで500系に乗って、姫路城観光に行ってみようか」なんて、たわいない話をしながら帰途につきました。
最近はこの竹林の小径も、悪戯や身勝手な自己主張で、竹に落書きや削り傷を付けられ、残念な姿となっているのだそうです。
観光地の景観としては何とも残念でみっともないので、傷付けられた竹を全部切ってしまおうって話も出ているそうで、本当に困ったものです。
観光地でルールやモラルが守れない方々は、観光地に来ないで欲しいと思ってしまうのは、私だけでしょうか?




