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カウンタック

 毎年冬には駒ケ岳の千畳敷カールまで、ダイヤモンド富士を見に行く訳ですが、気が向けば、新緑の春や花の咲き誇る夏、紅葉の秋にも、駒ケ岳の千畳敷まで行き、山の風景撮影をしています。


 過去には旅行仲間達と駒ケ岳・宝剣岳の山頂付近まで登ったこともありますが、写真撮影では山々を下から眺めた方が自分好みの山岳写真となるので、今は基本山頂までの登山はしません。


 そんなとある夏の日に、早朝からバスとロープウェイで2612mまで登り、大量の羽虫に集られながらも、千畳敷カールで綺麗に咲き誇る高山植物や剣ヶ池を前景にして、宝剣岳と青空と背景に山岳写真を無事に撮影出来ました。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 撮影に満足しての帰り道、伊勢湾岸道路を時速約90キロで第1走行車線を走っていると、追い越し車線を走るスーパーカー『ランボルギーニ・カウンタック』が、甲高いエンジン音を響かせて、勢いよく追い抜いて行きました。  


 出口の料金所に着くと、さっき勢いよく追い抜いて行ったカウンタックが停まっています。 


 ETCを付けて無いのか借り物なのか、ガルウイングの左ドアを開けてドライバーがカウンタックの車外に出て、料金徴収係員に現金で高速道路料金を払っていました。


 それを横目に観ながら、私のコンパクトカーはETCゲートを潜り、気分良くスーッと先に伊勢湾岸道路を出ました。


 ちなみにカウンタックの燃費は、精々リッター3〜4km程度とのこと、旅行に出かけるにしても燃料代も車の維持費も大変そうですね。


 高速道路のような広い道は気分良く走れるでしょうが、車の横幅を考えると、狭い街中の道や路地、田舎の道は、走るの中々大変そうです。


 カウンタック等のスーパーカーと呼ばれる高額の車達は、私では絶対に買えない乗れない車達ですから、走る姿を眺めているだけで我慢することにしましょう。


 私がこの時に乗っていたコンパクトカーの燃費は、リッター18〜20kmと、財布にとても優しかったのですよ。


 だから地方市の企業に勤める標準的な?平均的な?サラリーマンだった私でも、彼方此方へとフラフラ写真を撮りに出かけられたのです。

ちなみにイタリアで「カウンタック」って言っても、発音が全く違うため全く通じないそうですよ。

カウンタック・ミウラ・イオタで通じるのは、日本の中だけとか・・・

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