全く坂道を登って行かない
12月になって富士山にもしっかり雪が付いたので、年賀状用の富士山写真を撮影に御坂峠の西川新倉林道に行ったときのお話です。
西川新倉林道には、御坂峠に入ってから天下茶屋に向かわず、少し手前で右折して行くのですが、三つ峠県営無料駐車場の手前の急な登り坂に、路面がブラックアイスバーン状に凍っていて、ツルツルの場所がありました。
スタッドレスタイヤを履いていてもFFのコンパクトカーなので、急な上り坂ではフロントタイヤに荷重がかからずに、タイヤが空しく空転するだけで、坂道を全く登って行かない。
何度挑戦しても、全くグリップしない。
タイヤが空転するとズルズルと滑って、後ろに下がってしまう始末。
無理してスリップ事故になってはかなわないので、あきらめるしかなく、後方を確認しながらゆっくりとバックで車を切り返しでUターン出来そうな広い場所まで下がり、下の方まで戻って車を置いて歩くことにしました。
坂道を歩いて登っていると1台普通のセダンタイプの乗用車が登って行きましたが、やはりツルツルの坂道は登れなかったのか、直ぐに降りて行きました。
三つ峠県営無料駐車場に到着すると、そこには車数台が停まってましたが、やはり4WDのRV車ばかりでしたね。
駐車場から右折して西川新倉林道に入り、薄っすらと雪が積もった林道を、富士山方向が下り斜面で開けていて、富士山が一望出来る撮影ポイントまで2キロほどを歩いて行きました。
この日は綺麗に富士山が観えていたので、無事に撮影が出来ましたよ。
富士山が綺麗に観えているので、時間をおいてもっと何枚も撮影したいのは山々でしたが、何時までもじっとしていては寒くてたまらないし、他のポイントでも撮影しなければと思い、30分程度で撮影を切り上げて急いで車に戻りました。
その後は、河口湖~忍野八海~山中湖と時間の許す限り撮影をして回り、帰路につきました。
もしかすると撮影日が違うかもしれませんが、御坂峠の西川新倉林道から望む富士山です。
スタッドレスタイヤも万能ではありませんから、無理は禁物ですよ。




