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蓼科山聖光寺は桜が満開

 ゴールデンウィークでも、標高の高い長野県の蓼科まで行けば「桜が咲いている」だろうと、旅行仲間の大発さんとシュガーさんと私の3人で蓼科に宿をとって1泊旅行をした時のお話です。


 宿を予約するときには、まだ桜の花は咲いていないので、桜のシーズンの旅行はいつも、桜が咲いていれば良いがな~とドキドキしながら旅程を計画して出かけます。


 今回の旅行は桜は大当たりで、蓼科山聖光寺は境内の桜がほぼ満開、蓼科山を背景に綺麗な桜を眺めることが出来ました。


 翌日も朝早く蓼科山聖光寺に行けば、人も少なく撮影しやすいだろうとの予想通り、誰も居ない静かな境内で、ゆったりのんびり満開の桜や花桃の風景を写せました。


 この蓼科山聖光寺は、大きな社会問題となっていた交通事故の撲滅を祈願するために、トヨタ自動車株式会社(当時トヨタ自動車販売株式会社)及びトヨタ自動車系列諸会社・トヨタ自動車販売店協会等によって、昭和45年7月に創建されたとのことでした。


 意外と創建が新しいお寺だったのには驚きですが、しっかり道中の『交通安全』をお祈りしてきました。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 帰りは、霧ヶ峰高原や車山高原に寄るのも良いよねってことになり、霧ヶ峰高原に向けて車を走らせていたのですが、なんだか焦げ臭いニオイがしています。


 前日に霧ヶ峰高原のガボッチョ山で大規模な山火事が発生したらしく、高原のあちらこちらが真っ黒に焼けてしまっていて、まだ一部燻っているようでした。


 黒く焼け焦げた山肌が無残で、何も写真も写さずに帰りましたが、山火事から1カ月余り経過すると、黒く焼け焦げた山肌には、高山植物の新芽などが青々と茂り、元の高原の景色を取り戻しつつあり、焼け跡はほとんどわからない状況になっているとのニュースを聞きました。


 大自然の回復力は凄いものだと感心するとともに、今度は夏にでも霧ヶ峰高原に行ってみようと思った次第です。

火の気の全く無い枯草の高原、誰かの火の不始末からの山火事ならば、残念でなりません。

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