次の ポチャリもあるでよぉ~
琵琶湖の東側にある、湖東三山に紅葉の撮影と鴨鍋を食べに、撮影仲間達で行った時のこと。
湖東三山は、滋賀県湖東地方の西明寺、金剛輪寺、百済寺の三つの天台宗寺院の総称で、広い寺域を保っている古い古い室町時代からあるお寺で、紅葉の名所なのですよ。
お寺に到着すると、撮影終了の集合時間だけ決めて、写真仲間達は各々好みの撮影ポイントを探しに、散って行きました。
そんな古いお寺の池の畔で写真撮影をしていた№8さん、中判フイルムカメラのペンタックス645に装着していた今のレンズでは、好みの構図にならなかったからと、その場でレンズ交換を始めました。
今日は№8さんにとっての『運の悪い日』だったのでしょうか、レンズを交換するときに手が滑ったのか、池の中にズームレンズが「ポチャリ」と落ちてしまいました。
慌てて池の中からレンズを拾い上げましたが、レンズの中には既に、しっかり水が入ってしまっていました。
そろそろ集合時間となり、写真仲間達が集まり始めると、№8さんががっかりした姿で帰ってきて、そんな池ポチャの話をしてくれながら、まだ少し濡れているズームレンズを見せてくれました。
撮影旅行から帰って直ぐに、メーカーのペンタックスに修理依頼したそうですが、残念ながら修理不能と回答があったとのこと。
修理不能なら仕方が無いのでと、修理不能と連絡を受けた翌日直ぐに、カメラ店にズームレンズを買いに走ったそうです。
中判カメラの交換レンズ、特にズームレンズは値段が高いんですよね~
私が645用の広角系ズームレンズを買ったときには、円偏光フィルターと一緒に買ったのですが、ボーナスの1回分がほとんど消えてしまいましたからね。
カメラやレンズの『水ポチャ』は修理不能になるケースが多々ありますので、水辺での取り扱いには十分に注しましょう。
カメラからレンズを取り外している最中の場合は、多分アウトです。




