多賀大社
前話で金咲稲荷神社の話を書きましたが、当然の如くその前には、多賀大社にもお詣りしていますよ。
多賀大社は、古くから「お多賀さん」の名で親しまれる、滋賀県第一の大社です。
御神祭は、伊邪那岐大神と伊邪那美大神の二柱です。
日本最古の書物「古事記」によると、この二柱の大神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、日本の国土、続いて天照大神をはじめとする八百万の神々をお産みになられたと伝わっています。
生命の親神様であることから、古く「延命長寿・縁結び・厄除け」の神様として信仰を集めています。
南側の参道から大きな鳥居をお辞儀をしてくぐると、太閤秀吉によって奉納・築造されたと伝わる『太閤橋』があります。
実は『太鼓橋』であり、江戸時代初期の寛永年間に築造されたようです。
残念ながら『太閤橋』が湿っているためか、手前に柵があって橋を渡ることは叶いませんでしたが、一応写真だけはしっかり写して来ました。
折角の機会なので『多賀大社』を参拝するだけではなくて、参拝の証として、授与所で『御朱印』も書いて頂きました。
お願い事を書く絵馬は、『お多賀杓子』の形をした杓子絵馬です。
この『お多賀杓子』の由来としては、「日々三度の食事にこの神物を清らかにし、飯を盛るにも慎みをもって過食することがなければ、自ずと無病長命なり」と申し伝えられているそうですよ。




