きぬた農園 銀杏並木の黄葉
開田高原を後にすると、国道361号線と国道19号線で木曽路を走り、権兵衛トンネルを通り抜けて、上伊那郡箕輪町を目指します。
かつては、冬期封鎖で物凄い難所の『権兵衛峠』の細いグネグネ道を通るしか、木曽から伊那に抜ける道が無かったのですが、今は便利な権兵衛トンネルのおかげで、木曽から伊那に楽に行くことが出来るのです。
本当に便利になったものだとつくづく実感しますが、昔、権兵衛峠の峠道の一番高い高台から、紅葉黄葉で綺麗な伊那路を俯瞰で眺めたことを、懐かしく感じてしまいます。
かつて9月末頃に伊那路を訪れた時には、蕎麦の白い花やピンク色の花が綺麗だったな~って思い出しつつ、箕輪町を目指します。
権兵衛トンネルを抜けて2つ目の信号『中の原』を左折、伊那中部広域農道を北に走ります。
9キロほど北上すると、道路の右側に黄色く色づいた銀杏並木が見えて来ました。
箕輪町にある『きぬた農園』の銀杏並木です。
黄色い銀杏の葉っぱが、農園の地面一面に沢山落ちていて、黄葉に丁度良いタイミングで訪れたみたいです。
空も雲は多いものの、まだ北方向は青空が見えています。
早速、邪魔にならない場所に車を停めて、銀杏並木の撮影です。
観光客が連れて来た飼い犬たちが写り込んでいたので、トリミングしてみました。
銀杏並木の黄葉を観に訪れていた地元の方曰く「町の広報?で、ここ『きぬた農園』の銀杏並木の黄葉が今一番綺麗ですよ~って言っていたので、今日早速訪れたんですよ」だそうです。
少しだけタイミングが悪かったな~って思ったのは、伊那中部広域農道が道路工事中のようで、きぬた農園に面した場所の少し北側に、工事のため片側交互通行にする信号が設置してあり、東側から銀杏並木の風景写真を写そうとすると、工事信号が赤で停止した車が、ずら~っと一列に並んでいるのですよ。
工事信号が青となり車が全て走り去るタイミングをジッと待ち、構図の中に車が居ない一瞬のタイミングで写していきます。
可能な限り工事看板などの無粋なものは、銀杏の幹で隠すよう工夫にして写しましたが、それでも一部どうにもならない部分もあり、後で確認するとしっかり写ってしまいますが、こればかりは私にはどうにもなりません。
特に横の構図にした時、もう少し広角のレンズを持ってくるべきだったと反省しますが、持って来ていないものは仕方なく、地面をもう少し多く入れたかったものの入れられず、中途半端な画角のチョットばかり残念な写真となってしまいました・・・
35mmカメラのレンズ換算で、広角系のレンズを35mmしか持って行かなかったので、28mmか24mmの超広角レンズがあれば良かったな~って思った訳ですね。
40分ほど滞在して『きぬた農園』の黄葉する銀杏並木を撮影し、ほぼ満足したので帰宅することにしました。
来年の秋には、まだ行ったことの無い『赤そばの里』にも、撮影に行きたいな~って思いつつ、帰途につきました。




