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別の 何で来てるの?

 駒ヶ根の麓に温泉宿が取れたので、写真仲間達と旅行仲間達とで、F1さんの運転するマイクロバスに乗り、一泊の駒ケ岳登山旅行(今回は登山と言っても、私は千畳敷カール内での散策と写真撮影しかしません)をしたときのこと。

 どんな撮影旅行にしようかと、地図等を観ながら写真仲間達と色々考えました。


 1日目は、伊那の登内時計記念博物館とかんてんばばガーデン、マルス駒ケ岳蒸留所を見学。


 2日目は、朝早くから路線バスとロープウェイを乗り継ぎ標高2612mまで行き、千畳敷カールでの山岳写真撮影会、下山後は、駒ヶ根の養命酒工場の見学。


 写真を撮らなくても、2日間楽しめる盛り沢山の企画となりました。



 登内時計記念博物館では、とても古い時計や煌びやかな時計など様々な時計に感心しながら眺めていました。


 見学時間中に丁度12時となった時に、博物館内にある様々な時計たちから、12時の時を告げる、様々な音が鳴り響いた時には感激しましたよ~。


 かんてんぱぱでは、試食とかんてん製品の買い物。


 マルス駒ケ岳蒸留所では、「F1さんはガマンしてね~温泉宿に着いたら好きなだけ飲んでいいから」などと言いながらの、お酒の試飲と醸造所の見学をしました。


 樽の貯蔵庫では「あの使用済みのウイスキーの酒樽が売って欲しいよ~」などと言いながら、予約した温泉宿へ。


 夕食の鯉の甘煮など川魚の料理、郷土料理は、皆とても美味しかったですよ。


 肌がツルツルになる温泉も、気持ちよかったですね。


 翌日は早朝から、駒ケ岳に登るための路線バスに乗り、駒ケ岳ロープウェイに乗り継りついで、千畳敷カールに到着。


 早速、ロープウェイから降りて建物から出たら、見晴らしがとても良くて皆さんが記念写真を写すところで宝剣岳をバックに、お決まりの集合写真を一応写します。 

※一応写しただけで、結局配られることは無かった・・・


挿絵(By みてみん)


 各々撮影を始めて暫くすると、見覚えのある某社の専務が手を振って、こちらに歩いて来るではありませんか。


 「あれー?専務、今回は都合がつかなかったんでは・・・」と言ったら~


 「誘われたときは都合がつかないと断ったけれど、予定が空いたから、どうしても駒ケ岳に行きたくなっちゃって、天気予報が一日晴れだったんで、女房連れて朝一で来ちゃった。皆に会えるなんてラッキーだね~」だって。


 今日の専務はやけに身軽な装備だなと思ったら、奥さんが4~5キロ程の重さがありそうな三脚をしっかりと抱えて「主人がいつもお世話になっております」などと申されながら、後ろについて歩いて来てました。


 皆写真仲間なので好き勝手に「重たい三脚持たせちゃって、ちっとも奥さんを労わってないね~」などと言いながら、専務をからかっていましたよ。


 専務が当時使っていたカメラは、マミヤの中判カメラ『RB67』でしたから、ブレ防止のためには、安定感のあるどっしりとした重たい三脚が必須だったんですね。


 旅行仲間に頂上まで登りたい人も居ましたので、宝剣岳や駒ヶ岳の頂上まで行ってしまうと、登山する人の渋滞で、往復にかかる時間が全く読めないので、千畳敷カールの滞在予定時間の半分となったタイミングで、登山が途中まででも、そこで引き返してもらう約束をしましたよ。


 結局、千畳敷や南アルプスがまだ見渡せている、ほぼ頂上付近までは行ってきたと申しておりましたが・・・本当の意味での一番高い頂上や、御嶽山や乗鞍岳が見渡せる場所までは、流石に時間的に無理だったらしいです。


 楽しい千畳敷カールでの山岳写真撮影会を済ませると、下山しての養命酒工場の工場見学です。


 工場なのに何故か遺跡があったり、綺麗な清流の小川が流れていたりと、とても自然豊かな工場でした。

 流石に『養命酒』の試飲はありませんでしたが、当時は「みりん」のお土産を頂けたと記憶しています。

※今現在も、お土産が頂けるかどうかは不明ですが、色々と楽しめる工場見学が出来る好いところなのは確かです。

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