夏の光前寺
霊犬早太郎の伝説と枝垂れ桜の寺として有名な、駒ケ根の宝積山光前寺を訪れました。
霊犬早太郎の伝説は要約すれば、光前寺に飼われていた山犬の早太郎が、遠州地方の神社に貸し出されて怪物を退治したことで、まさに不動明王の化身だと広く信仰をあつめているってお話です。
日帰りのバスツアーの立ち寄りコースの一つとして寄ったので、滞在時間は短時間だけとなりますから、写真の撮影も大忙しで中々大変です。
高速道路の集中工事で大渋滞、予定よりも1時間近く遅れての光前寺到着で、次の予定の昼食会場に急いで行かなければならないので、仕方がないことなのですが、ゆっくりと写真も写せません。
光前寺の駐車場にバスを停めて、仁王門から入っての光前寺参拝です。
駐車場の西側には、枝垂れ桜が沢山ありましたので、ゴールデンウィークの頃に訪れれば、一面にピンク色の枝垂桜が咲き誇り綺麗なのでしょうが、今は生い茂る緑色の葉っぱだけです。
仁王門の前で南アルプス方向の東側方向を眺めると、立派な入道雲が観えましたので、先ずは1枚、真夏の入道雲を写します。
物凄く古い仁王門、仁王像も埃をかぶって汚れ放題って感じで、少し残念ですが、門も像もたぶん文化財なのでしょうから、そんなに都合よくは補修や塗り直し等は出来ないのでしょうね・・・
杉並木の参道、両脇に石垣があるのですが、石垣の隙間から『光苔』が見えるのだそうです。
『光苔』よく判りませんでしたが・・・
参道の途中にある授与所に立ち寄り、『霊犬早太郎』で御朱印のお願いをしました。
三門は杮葺の屋根を葺き替えや大規模修繕をしたばかりのようで、屋根や柱が真新しくてとても綺麗になっていましたよ。
本堂では、せっかく訪れたのだからと、線香の束に蝋燭で火をつけての参拝をして、三重塔に向かいます。
三重塔では、早太郎温泉郷開湯30年を記念して、光前寺三重塔内仏の五智如来を特別公開中でした。
期間中(令和7年7月7日~8月31日)は、五智如来の御朱印を特別授与もされているそうですよ。※書き置きの御朱印のみ
三重塔も、杮葺の屋根を葺き替えや大規模修繕をしたばかりのようで、屋根が真新しくてとても綺麗になっていましたね。
三重塔の撮影時に葉っぱの上をよく視ると、カエルが居ましたので、ついでに写しておきます。
きっと何十年かに一度は、定期的に屋根の葺き替えを実施しているのでしょう。
アオガエルの仲間でしょうか?葉っぱとそっくりの色なので、中々気が付かないですよね。
ここでタイムオーバーとなってしまい、まだまだ写し足らないな~って思いましたが、御朱印帳を受け取りつつ、ツアーバスに戻りました。




