赤目四十八滝を散策
三重県の名張市には、室生青山赤目国定公園の景勝地として、オオサンショウウオでも有名な赤目四十八滝があります。
岳宗教の聖地でもあるそうですよ。
『赤目』の由来は、役の小角が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。
赤目四十八滝の『四十八』とは数が多いことを意味します。
また阿弥陀仏が法蔵菩薩の時代、四十八願をたて五劫の思惟をこらし修行を成就したしたことからこの名がつけられたとも言われています。
その関係で、滝の名前には、仏名に因んだものがたくさんみられます。
赤目四十八滝の入口には、全国でも珍しいミュージアムの『日本サンショウウオセンター』がリニューアルオープンした『赤目滝水族館』があり、赤目生まれのオオサンショウウオをはじめ国内産、海外産あわせて約60余匹を飼育しています。
赤目四十八滝の渓流にオオサンショウウオが、今も生息しているかどうかは不明ですが・・・
水族館を通過すると、大小の滝が観える散策路となります。
最奥まで行く『渓谷ハイキングコース』は約3.3キロあるので、奥まで歩くのはムリって方は『ゆったり散策コース』だけ歩いて引き返すのが無難です。
私は最奥の『岩窟滝』まで、秋と晩秋に2度ほど歩きました。
のんびり歩くと往復3時間以上かかりますし、滑りやすい場所もあったりしますので、ウォーキングシューズやトレッキングシューズ等の、滑りにくい歩き易い靴で歩きましょうね。
秋は旅行仲間との、のんびり観光旅行の途中で寄りました。
晩秋は健康づくりの企画として開催された『ウォーキングイベント』で紅葉が終わった頃に歩いたので、綺麗な紅葉黄葉風景ってイメージではなく、ちょっと残念でしたが、こればかりは目的が『ウォーキング』なので仕方がないのかな。
その分、赤目四十八滝は混雑していなかったので、歩き易かったですから・・・
晩秋の風景写真は、既に紅葉がほぼ終わりなので、残念な結果となりました。
いよいよ『撮影旅行よもやま話集』のストックがあと数話となりましたので、近日中には毎朝更新でなく、不定期更新となりそうです。