駒ヶ岳千畳敷カールから月を写す
1年に数度しか眺めることが出来ない『ダイヤモンド富士』を写しに、毎年毎年、都合が付けば寒い寒い厳寒の冬の時期に、駒ヶ岳ロープウェイに乗って標高2612mの千畳敷カールを飽きもせず訪れています。
相手は大自然ですから、千畳敷ホテルの前で、中々都合よく綺麗な『ダイヤモンド富士』が写せるわけではありませんが・・・
また『ダイヤモンド富士』が観えたとしても、綺麗に写真が写せているとも限りませんし・・・
たとえ『ダイヤモンド富士』が観えなくとも、綺麗な朝焼けの風景が観えたこともありましたし・・・
強風が吹き荒れて、ロープウェイが運行出来ないなんてこともありますし・・
そんな『ダイヤモンド富士』を撮影した後、千畳敷ホテルをぐるっと半周回り、駒ヶ岳方面に行くと、宝剣岳の左側にある極楽平?の方向に、満月ではありませんでしたが、綺麗に『月』が観えました。
極楽平?としたのは、写真で写した場所が正しく極楽平と呼んでいいのかが、私の知識が乏しく、チョット不明なためですね。
急いで駒ケ根神社の辺りまで行き、折角だからと『パール富士』ならぬ『パール極楽平?』を写すことにしました。
あと少しで山の中に、月が沈みそうな雰囲気です。
急いで三脚を立てて、カメラをセット、標準系のズームレンズに交換して、先ずは山全体と小さく月を写します。
その後は私が持っている最大の単焦点望遠レンズに交換し、月をクローズアップにして、月が山の中に沈むまで写しましたよ。
その後は広角系ズームレンズに交換して、雪で真っ白になり始めた宝剣岳全景を写して、この日の撮影は終了、下山となりました。
この話を書くときに、添付する写真をトリミングして『月』が更に大きくなるよう切り取りしましたので、35mmカメラ換算で、約1000mmの望遠レンズで写したくらいの大きさにはなっているかもと思います。
『月』を大きくすると、中々の迫力ですね~
ダイヤモンド富士を写すために、私の持っている最大の望遠レンズを持って行ったからこそ、偶然ですが写せた風景写真です。




