小樽の運河
小樽の食堂で『海鮮丼』を食べ、その後は小樽の自由散策となりました。
集合時間を確認して、とりあえずで真っ先に行ったのは有名な小樽のシンボルらしい小樽運河、流石に有名なだけあって本当に観光客が大勢です。
小樽運河の全長は1140m程とのことなので、小樽運河の横の道を歩いて行けば、撮影に適した場所もあるだろうと、撮影ポイントを探しながら歩道を歩いて行きます。
小樽運河の片方側がとても古そうな倉庫群になっていて、蔓で壁に張り付いている植物が赤く紅葉して、秋っぽい雰囲気を醸し出しています。
でも一部の倉庫には蔓が扉を覆っていますから、今は使われていない観光のために残された倉庫群なのかもしれませんね。
小樽運河の中には、小樽運河クルーズとかで、観光客を乗せた観光船が優雅に巡っていましたよ。
木造船らしいですが、船のエンジンは環境対策で、バイオディーゼル燃料を使っているのだとか。
なお、7艘ある船の内1艘は、電気動力の船らしいですよ。
家庭のてんぷら油廃油を集めて化学処理することで、バイオディーゼル燃料が作れるそうですから、そんな環境にやさしいバイオディーゼル燃料なのもしれません。
家庭のてんぷら油廃油も『捨てればゴミ、集めれば資源』ですからね。
40分ほどのクルージングらしいですが、観光船に乗ってしまうと他の場所に行けそうもないので、今回はパスしました。
でも観光船が小樽運河をクルージングしている風景写真だけは、何枚か写しましたよ。
それから小樽駅の方向に向かい、小樽の街中を適当に巡りました。
その後、まだ集合時間までには余裕があったので、遠くに観えた高台を目指しましたが、高台で『小樽水天宮』が祀られているのを発見、境内からは小樽港が綺麗に一望出来ました。
この高台には桜の木が多くあり、小樽市の桜の名所の1つとして知られているそうですよ。
でも今回訪れたのは紅葉が始まった秋でしたから、この高台には私以外に観光客は誰もいませんでしたね。
小樽水天宮は、江戸時代の安政6年(1859年)に祀られましたが、現在の社殿は大正8年(1919年)に建てられたものとのことです。
また、海側の堺町へ下る急な階段と坂道は、地元の方々から『外人坂』と呼ばれているとのこと。
かつて、大正の頃から30年間ほど、この坂道沿いの家にドイツ人の貿易商さんとそのご家族が住んでいたことが『外人坂』の由来だとか。
小樽港の風景写真を写してから、そろそろ集合時間ギリギリになりそうな時間なので、その『外人坂』を風景写真も写さずで降りて行き、お土産店にも寄らずに、急いで集合場所の駐車場に戻りました。
バスに乗り込むと直ぐに出発時間となり、バスは今日の宿泊地のニセコ方面を目指します。
そしてこの日の最後に寄ったのは、ニセコ湯元温泉『大湯沼』です。
現在も活動している活火山の日和山の南麓に出来た、爆裂火口の跡です。
沼の表面は硫黄分が硫化して灰黒色になっていますし、あたりは強い硫黄の臭いが立ちこめ、もうもうと湯煙を上げる沼は、活火山のスケールに圧倒されます。
毎分約1000リットルの湯量! 地球の熱エネルギーを感じるパワースポットらしいです。
でもそのおかげで、私たちは天然温泉が楽しめるのだから、臭いなんて気にしてはいけませんね。
高温のお湯が流れ出した川は徐々に温度が下がりますから、天然の足湯ができるデッキがあったりもしますよ。
『大湯沼』の見学で今日の観光は終了、薄暗くなった頃、ニセコの宿にチェックインしました。
チェックイン時間が遅くなったので、残念ですが夕焼けの撮影等は出来ませんでした・・・
予約がしてなかったので少し投稿が遅れました・・・




