犬山城の天守から周囲を眺める
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館を出て、犬山駅前ホテルのレストランで昼食となり、洋食のコース料理を美味しく食べた後に犬山城を訪れました。
犬山城の天守は日本に残る一番古い天守で、室町時代の天文6年(1537年)頃に築城とのことで、国宝となっています。
国宝の犬山城ですがなんと個人所有の城で、今は財団法人が保有・管理をしているのだそうです。
個人財産のままだと遺産相続関係等で、今後難しい問題が出てくるため、財団法人に権利を移したらしいですよ。
相続税を納付するために国宝の犬山城を切り売りなんて、チョット考えただけでも絶対にダメだって判りますものね~。
前回訪れたのは桜が満開のタイミングでしたが、今回は綺麗で彩鮮やかな新緑風景です。
前日に航空自衛隊の中等練習機T-4が犬山市上空を飛行中に、何らかの重大トラブルで入鹿池に墜落したため、犬山城の上空を自衛隊機が飛行する姿を観ることは出来ませんでした。
だからか航空自衛隊のジェット戦闘機等のエンジン音、轟音が一度も聴こえず、とても静かな犬山城周辺でした。 駐車場から眺める犬山城は、木曽川畔の高台に聳え立っています。
三光稲荷神社と針綱神社を通り抜けて高台を目指し登って行くと、入場券売り場があり、550円の入場料を支払い入場券を受け取ります。
入場券を係員に見せて、門を潜ると有料エリアとなります。
犬山城の天守に入る時には、土足厳禁なので靴を入れておくビニール袋を受け取って靴を入れて、素足で城の中に入って行きます。
狭くて急な登り難い階段を最上階となる4階(望楼)まで登って行くと、高さが80mもあるため、何も遮るものが無い尾張の国の絶景が広がっていました。
きっと犬山城の周囲から天守の撮影している方たちからすれば、チョット邪魔な観光客なのだろうなと思いつつ、絶景を眺め風景写真を写しながら、望楼の外をグル~っと1周して中に戻ります。
自分が天守の撮影をするときにも、あ~観光客が写っちゃう・・・って思いましたからね。




