田原 潮音寺の藤の花
渥美半島の先端にある伊良湖岬を目指して、豊橋市から田原市に入り国道259号線を西進して三河湾側を走って行くと、途中に藤の花が咲く潮音寺があります。
伊良湖岬灯台まであと7~8キロほどってところでしょうか。
信号のある高田西の交差点を右折すれば、あと百数十メートルで潮音寺ですから、迷うことも無く直ぐ近くですよ。
ゴールデンウィークの頃になると、境内にある藤棚の藤の花も満開となりますから、それなりに大勢の方が訪れていました。
午前中に訪れたら「夜には藤の花のライトアップも行っていますから、また観に来てくださいネ」って、御朱印を書いて頂くときに教えてくれましたので、「途中、豊橋までのバイパスがかなり渋滞することもあり、ここまで来るのに3時間近くかかりますけど、都合が合えばまた来ますね」って返事をしましたよ。
山門前や藤棚の下に人が入らないタイミングを待って、モニュメント的に置いてある可愛い石像を構図内に入れたりして、満開の藤の花を写します。
その日は午前中に訪れて『藤の花』を撮影したし、夕方には他の予定が既にあったので、そのまま帰ることにしました。
限定の『藤だんご』も朝も早い時間に完売してしまったそうで、買えませんでしたね・・・
数日後、夕方に渥美半島の先端にある日出の石門と伊良湖岬灯台を撮影に行き、日没後に再び潮音寺を訪れました。
潮音寺に到着すると、丁度ライトアップを開始したところらしく、住職自らリモコン式のライトアップ用照明器具を操作して、白・赤紫・紫・青等の色で藤の花を照らしていました。
写真撮影するときに色のリクエストをすれば、照明の色を随時変更もしてくれますよ。
子ども連れの家族が多い19時ころには、子どもたちが喜ぶとかで様々な色付き照明で照らす時間を長くして、21時ころにもなると写真撮影者が多いので、白色照明で照らす時間を増やすのだそうですよ。
「潮音寺の藤棚は、樹齢が100年を超えているたった1本だけの藤の樹で作っていて、藤の花の密集度が自慢なんですよ」と申しておりました。




