伊東の早朝風景
伊東の温泉宿に宿泊した翌日、朝も日の出前から伊東の海岸、小山臨海公園に行ってみます。
雲が多くて、残念ながら綺麗な朝焼けにはなりませんでしたが、遠くに『初島』が観え、海鳥が浮かぶ海の向こうから、網代漁港に入港するのか漁船が接近してきましたので、写してみました。
温泉宿への帰り道、伊東温泉の観光・文化施設である『東海館(旧木造建築の旅館)』が川沿いに観えました。
『東海館』は昭和3年に庶民の温泉宿として開業し、沢山の方々に親しまれ大いに賑わったのだそうですよ。
当時の職人たちが腕をふるった自慢の建物は、桧や杉などの高級な木材や変木とよばれる形の変わった木々をふんだんに用いた美しい和風建築で、中々絵に写真になります。
平成9年廃業となった老舗旅館を伊東市が文化財として改修し、当時の客間など風情ある内観を見学することができるのだとか。
レトロな客室を見学していると、戦前の日本にタイムスリップしてしまったかのような錯覚に陥るみたいですよ。
早速、三脚をセットして写してみましたが、「K’s House」の横文字が何とも微妙な雰囲気になって、和風建築の建物の雰囲気をチョットばかり、台無しにしている感がありましたね。余計なお世話、大きなお世話だと言われそうですが・・・
撮影する方向と角度を変えて、横文字が入らない場所で写し直しましたが、今度は都合よく柳の木の枝が入りませんから、一長一短あり中々難しいものですよ。
前日の夜に『東海館』の存在・情報を詳しく知っていれば、夜景も写しに行ったのでしょうが、何事も都合良くは行かないものです。
バスツアーは朝から下田に向け出発するから、『東海館』は見学時間が9時からなのでタイミングが合わず、結局『東海館』は見学出来ませんでしたよ。




