大安寺址しだれ桜のライトアップ
『大安寺址のしだれ桜』がライトアップされるとの情報を得たので、行ってみたことがあります。
いつもなら『大安寺址のしだれ桜』の撮影は、晴れた日の午前中に出かけるのですが、今回は夕方前に出発して、周りが暗くなって、しだれ桜のライトアップが始まってから撮影開始です。
到着すると『大安寺址のしだれ桜』を下から見上げるように、発電機と投光器が設置されていました。
辺りが暗くなり、スタッフの方が操作して投光を開始すると、4つのライトで照らされた『大安寺址のしだれ桜』が、綺麗に浮かび上がります。
見学者は10名ほどしか居ませんでしたが、暗闇に浮かび上がる満開の『大安寺址のしだれ桜』を、皆さん思い思いに記念撮影をしたり、眺めたりしていましたね。
今回はフイルムカメラとデジタルカメラの両方で撮影して、折角なので発色を比較してみましょう。
フイルムカメラは、使うフイルムによって発色が変わります。
日中はデーライトフイルム、夜間はタングステンフイルムを使うのですが、残念ながらタングステンフイルムは2011年に生産終了したので入手出来ません。
そのため今回は、カメラの中に残っていた未撮影のリバーサルフイルム数枚を使っての、デーライトフイルムでの撮影となりました。
人工照明用の色補正フィルターもこの日は持ち合わせていなかったので、サーキュラーPLフィルターをそのまま付けています。
デジタルカメラの場合は、ホワイトバランスが1枚ごとに自動調整が出来るので、今回はオートホワイトバランスでの撮影です。
折角なので、照明器具等をカットしたトリミングもしてみましょう。
撮影結果は添付の風景写真のとおりとなりますが、同じ『大安寺址のしだれ桜』とは思えないほど、違う色の写真となりましたよ。
フイルムカメラで写した写真もデジタルカメラで写した写真も、ここに掲載するためにサイズ変更しただけで、画像編集ソフト等による一切の加工をしていません。
現実には、Canonのプリンターのおまけの無料画像編集ソフト「Easy-PhotoPrint EX」とCanonのデジタルカメラを買うと使えるのおまけの無料画像編集ソフト「Digital Photo Professional 4」、そしてWindowsのペイント程度しか、今使っているパソコンには、入ってないし・・・
トリミング・埃付着によるノイズ消し・ファイルサイズを小さく変更以外は、ほぼ使っていないのですが・・・




