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亀崎 県社 神前神社の桜

 高浜の大山緑地から西側に観える対岸が半田市亀崎です。


 亀崎の海の畔には、神前神社かみさきじんじゃがあり、亀崎潮干祭でも有名な神社ですね。


 亀崎潮干祭は、国の重要無形民俗文化財に指定され、さらにユネスコ無形文化遺産へ登録されているのだそうで、半田市内の春祭り・山車祭りのラストとして、毎年5月の3日と4日に神事として盛大にお祭りが開催されていますよ。


 5台の山車が神前神社前の人工海浜から海に入って行く曳き下ろしの姿も、大迫力で見どころの一つです。


 昭和34年の伊勢湾台風による水害で、この地方は床上浸水等の甚大な被害となりました。


 伊勢湾台風後の護岸整備により高い堤防が出来たため、山車の海浜曳き下ろしは永く途絶えていましたが、平成5年にやっと神前神社前に人工海浜が完成したため、山車を海浜に曳き下ろす勇壮な祭りが復活したとのことです。



 神倭磐余彦命かむやまといわれひこのみこと=神武天皇をご祭神として祀る神前神社は、東海地方では数少ない『子供の神様』として名高い社で、かつての『県社』でもあり由緒正しく、ご当地の知られざる名社らしいですよ。


 社伝によれば、東征の途中伊勢より海を渡りこの地に立ち寄った神武天皇を、里人が小船に桟橋を掛けて出迎えたことより、以来この地は「神嵜」となり、上陸地を「天神洲」と称し、後、同地に社を建てお祀りしたのが、神前神社の起源とされているのだとか。



 大山緑地から少し南下して半田方面に西進、衣浦大橋を渡り左折すると、国道247号線の海岸道路沿いに直ぐ神前神社が見えてきます。


 神前神社にも鳥居の横に桜が咲いていましたので、少し立ち寄って早速撮影しました。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 その後、亀崎の町内を西に進むと、高台に秋葉社があり、こちらも鳥居の横に桜が咲いていましたので写しました。


挿絵(By みてみん)


 また、亀崎の西方向にある七本木池の南西側の畔には、道路の拡張工事に伴い、鳥居以外の殆どが真新しくなった大池神社があり、綺麗に桜が咲き誇っていましたので、ここでも桜を写して帰宅することとしました。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


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