桜咲く聚楽園の大仏
聚楽園公園には、東海市のシンボルとも言える、高さが19m近くもある大仏が鎮座しています。
この大仏は1927年(昭和2年)に実業家の山田才吉氏によって建立され、当時は日本最大の大仏だったそうですよ。
大仏の建立にあたりモデルとしたのは、鎌倉・高徳院の大仏なんだとか。
でも奈良の大仏や鎌倉の大仏のような銅製では無くて、チョット残念なんですが、鉄筋コンクリート製の阿弥陀如来の坐像なんですよ。
鉄筋コンクリート製の像だと、銅製の像と比べて耐久性が低くて、早く劣化してしまいますから、雨ざらし状態だと1000年先まで無事に残っているなんてことは、残念ながら絶対にムリなんですよ。
なお座っている大仏の日本一は、千葉県安房郡鋸南町の日本寺大仏で、高さが31mもあるのだとか。
立っている大仏だと日本一で何と世界一でもある、茨城県牛久市の東本願寺に立っている牛久大仏で、高さが120mもあるのだそうですよ。
そんな聚楽園の大仏と桜を撮影しに行ったのですが、昔、健康ウォーキングで歩いた時には聚楽園駅前のロータリーに咲く桜と大仏で撮影が出来たのに、樹木が凄く大きく育ってしまい、桜並木のある場所からは大仏が全く観えなくなっていて、予定していた撮影が出来ませんでした。
仕方なく階段を登って、大仏の近くまで行って見ました。
一番の高台の大仏が鎮座する場所には、何本も桜が満開に咲いていましたよ。
桜咲く大仏の前には、黄色い袈裟を着た外国の御坊様が何名も居て、代わる代わる記念写真を写しているのにはチョット驚きましたが、きっと来日した良い記念になったのでしょうね。
御坊様方が記念写真を写し終えるのを暫く待ってから、私も大仏の前に桜を入れて撮影開始です。
もっと大勢の方が訪れていると思ったのですが、大仏の近辺には常に10名も居なかったので、お互いに人が写り込まない状態になるよう配慮・協力しつつ、無事に撮影を終えることが出来ました。




