涸沢ヒュッテまで軽登山 2日目
早朝、夜明け前から起き出して、急いで朝食を食べ、まだ少し薄暗い中、横尾山荘を出発して、涸沢カールの涸沢ヒュッテを目指して歩きだします。
天気は残念ながら、スッキリと晴れておらず、曇りのようです。
雨さえ降らなければ、足元の心配は少なくなりますが、足場の悪い場所も多々ありますから、細心の注意をしながら進みます。
涸沢ヒュッテに近ずくにつれ、標高も徐々に高くなっていきますので、観える景色も徐々に紅葉黄葉の彩が、鮮やかになって行きます。
涸沢ヒュッテでの紅葉黄葉に期待がもて、ワクワクで心が弾みます。
標高が高くなってくると、所々、穂高連峰の山の斜面に雪渓が残っているので、そろそろゴールの涸沢ヒュッテまで到着したのだと実感します。
涸沢ヒュッテの近くには、登山者のテントが思いの外多く設営されていて、驚きましたよ。
やっぱり人気の登山コースなのだと実感するとともに、キャンプブームとは言え、私には絶対ムリだと思いましたね。
考えてみてください、カメラ機材等だけでも10kg以上持ち歩いているのに、更にキャンプ道具や水と食料まで持ち運ぶのは、無理があり過ぎですよ。
今回は登山の荷物を可能な限り軽くするために、3kgの三脚すらも渋々諦めて、横尾山荘に置いて来ているのですから・・・
涸沢ヒュッテに到着後は、昼近くまで穂高連峰の風景写真を撮影して回りましたが、雨が降り出しそうとのことで、早めに横尾山荘に戻ることになりました。
残念なことに、涸沢ヒュッテ周辺の風景写真は全て空が白い雲だったので、ツアーの予約日を一日早くしていれば・・・と思ってしまいましたが、こればかりは次回のお楽しみと言うことで、行く機会があれば再挑戦しましょう。
案の定、横尾山荘に到着する前に、雨が降り出しましたよ~
そう言えば、下山途中に転倒?したのかケガをしたツアー客の方が居て、同行のガイドさんがケガした方の荷物も持って歩かれていました。
登山やハイキングを専門にしているから、ツアーでお客さんの荷物を持つのは日常茶飯事ですよって、体力勝負の仕事だとも言ってましたね。
翌日は上高地のバスターミナルまで、午前中に戻るのですが、ず~っと結構強く雨が降っていたので、一枚も写真は写しませんでしたね。
イヤ、雨合羽は着ていても汗びっしょりでベタベタ、バスの出発時間もあるので、ひたすらにバスターミナルまで懸命に歩いて戻るだけで、風景写真を写せるような状態では、全く無かったですね~




