秋の千畳敷カール
9月末になると、駒ケ根の千畳敷カールは早くも紅葉終盤です。
朝は曇っていましたが、昼前には雲が切れ始めて良い天気になりましたので、無事に写真を写すことも出来ましたので、ホッと一安心です。
草木も眠る丑三つ時に起き出して、シャワーで眠気を覚まして、駒ヶ根を目指して出発です。
車で1時間走っては休憩、また1時間走っては休憩で、高速道路をひた走ります。
駒ヶ根の『菅の台バスセンター』駐車場に到着したのは、午前6時過ぎでした。
驚いたことに、駐車場は既にほぼ満車です。
ここから1kmほど先からは、一般車両は進入禁止となるので、『駒ケ岳ロープウェイしらび平駅』行きの路線バスに乗車です。
まだこの先にも何か所もの駐車場はありますが、ここで路線バスに乗らないと、定員オーバーで、この先のバス停では、バスに乗れない可能性があるのですよ。
そして今日は平日ではなく土曜日、既に『菅の台バスセンター』のバス停には、大勢の観光客が既に列をなして、路線バスが到着するのを待っていました。
この土日で『千畳敷カール』の紅葉も終わりだと、皆さん知っているのでしょう。
早朝から路線バスもロープウェーも大混雑、チケット売り場のインフォメーションでは、可能な限り増便はするが、乗るのにどちらも1~2時間待ちとのことです。
今回は、バス停に6時過ぎの到着したので、どんなに早くてもバスに乗れるのは7時過ぎ、8時頃になるかも知れません。
路線バスで『駒ケ岳ロープウェイしらび平駅』に到着しても、また今度はロープウェイ乗車の順番待ちです。
こちらは整理券を発行していましたので、番号がアナウンスされるまで自由行動が出来ますから、遅い朝食を食べつつ時間つぶしで、しらび平の散策路の一番奥にある『日暮の滝』まで、滝を眺めに行ってきました。
この頃はまだ曇っていて、駒ケ岳の上空は真っ白です。
ロープウェイの乗車順番がやっと来て、『駒ケ岳ロープウェイ千畳敷駅』に到着したのが10時30分過ぎでした。
千畳敷駅に到着する頃になって、やっと雲が退き始めましたので、待ち時間で到着が遅くなって、運よく撮影できる状況の景色になり始めたのだから、朝早くから千畳敷カールで晴れるのを我慢強く、じーっと待っているよりは気分的に楽でしたよ。
12時頃になると、いつの間にか綺麗な青空になって来たので、帰りの整理券を受け取って、13時頃まで千畳敷カールに留まって、のんびりと撮影しました。
この様な場所で風景写真を写すときには、如何にして観光客を入れずに写すかが、一番の課題となりますので、我慢強く人の入らない構図を探すことが大切になります。
そういえば、昔は山の頂まで登って行ったこともありますが、目的は山の風景写真なので、山に登ってしまうと好みの風景写真が撮影出来ないので、今ではあまり頂きまでは登りませんね。




