紅葉の綺麗な、高野山の宿坊に泊まる
紅葉シーズンに、高野山の宿坊に宿泊したことがあります。
宿坊とは、主に仏教寺院や神社などで僧侶や氏子、講、参拝者のために作られた宿泊施設ですが、一般の観光客も受け入れてくれます。
食事は、当然のごとく『精進料理』を食べました。とても美味しい料理でしたね。
食事会場では、最初は真面目な顔をして正座していましたが、「足を崩しても良いですよ」と言ってくれたので、助かりましたよ~
久しぶりの正座で、足が痺れてきて、立てなくなるところでした・・・
精進料理の食材としては、肉、魚、卵などの動物性素材は使いません。
また、ニラ、にんにく、ねぎといった匂いの強いものは、怒りの感情や煩悩を刺激し修行の妨げになるとされ、禁じられているそうですよ。
精進料理の調理法は、五法(生・煮・焼・揚・蒸) 五味(醤油・酢・塩・砂糖・辛) 五色(赤・青・黒・黄・白)という調理法だそうで、高野山の長い歴史とともに受け継がれてきて、現在まで引き継がれているのだとか。
野菜や海藻、豆類、山菜などをたっぷり使ったヘルシーな料理は、心にも身体にもとてもやさしい食事で、特に外国の方に多いと言われるベジタリアンやヴィーガンの方たちにも、きっと安心してお楽しみいただけますね。
私が宿坊に宿泊した日には、外国からのお客さんも居ましたよ。
日本式の風呂が、初体験らしく、皆さんとても楽しそうに入浴していましたね。
宿坊の庭は心落ち着く雰囲気があり、紅葉がとても綺麗でしたので、夕食前の誰も居ないタイミングで、早速、写真撮影しました。




