仏ヶ浦に遊覧船で上陸
朝、本州最北端の大間崎を訪れ、海の向こうに北海道が観える風景を眺めてから、仏ヶ浦を観光する遊覧船に乗船するため、佐井港に向かいます。
仏ヶ浦は、青森県下北半島西岸の下北郡佐井村南部に所在する、奇異な形態の断崖・巨岩が連なる海蝕崖地形の景勝地です。
秘境である仏ヶ浦は、陸側からは簡単に行けず、観光の遊覧船に乗って行くのです。
一応、仏ヶ浦へは歩いて行くことも出来ますが、標高差100mの急な坂道が続くため、船での観光がおすすめなんだそうですよ。
私の乗船した仏ヶ浦遊覧上陸コースは、佐井から仏ヶ浦までの遊覧と仏ヶ浦の散策が楽しめる、所要時間1時間30分の遊覧コースです。
コースの内容は、佐井港を出航して片道約30分の船の上からゆったりと景色を満喫し、目的地の仏ヶ浦は、桟橋から上陸して30分の散策でした。
観光シーズンの4月下旬頃から10月末日頃まで、定期観光船が毎日運航していますが、寒い時期は運航してないそうです。
厳寒の仏ヶ浦を一度観て見たい気もしますが、観に行けないものは諦めるしかありませんね。
仏ヶ浦には観光船が簡単に接岸できるように、コンクリートの桟橋が造られていますので、あっさりと上陸出来ました。
仏ヶ浦は日本の秘境百選にも選ばれている絶景スポットで、極楽浄土を思わせるような神秘的な世界が広がっています。
長年の風雨や波によって削られた岩々は、自然の力が生み出した巨大な彫刻のような、不思議な光景です。
圧倒的なスケール感を写真で表現するのは、中々難しいものだと想いながら、緑色凝灰岩を主とする奇岩の風景を、上陸時間わずか30分の時間の限り、奇岩の間近で撮影して回りました。
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この『撮影旅行よもやま話集(撮影旅行で私が写した風景写真付き)』以外にも、エッセイの『遠い昔の学校の思い出話(新連載)』と『日常生活よもやま話集』連載中や、近未来SF的な『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが、【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~




