山中湖から望む夏の紅い富士山
三国峠から望む紅い富士山が、フイルムを現像したら思いの外好い雰囲気だったので、今度は山中湖の湖畔で早朝に撮影しようと出かけました。
再び夜中の東名高速道路を走り、日の出前に山中湖に到着です。
富士山が一望できる山中湖の東側湖畔には、チラホラ写真を写す人は居ましたが、雪を冠した富士山の紅富士が写せる冬場のようには、賑わっていませんでした。
撮影場所を決め、三脚にカメラをセットしていると、遠くに白鳥の親子が泳いでいる姿が視えたので、こちらに来てくれないかな~と願いつつ、撮影の準備を完了させました。
しばらくすると、白鳥の親子は、こちらの方に近づいて来ました。
全部で5羽の白鳥がカメラの前を横切るのを、息をひそめて動かないようにじっと我慢して待ちます。
富士山と山中湖、そして白鳥のバランスが一番良くなったタイミングの、一瞬のシャッターチャンスを逃さないよう撮影するのです。
白鳥は気ままに気まぐれに行動するので、運が良ければ写せますよ~ってレベルの話ですし、撮影タイミングは僅かな時間しかありませんから緊張します。
人が大勢寄って来ると、白鳥が警戒してしまい湖畔から沖に離れてしまう可能性があるのです。
誰も来るな~誰も来るなと~と願いつつ、好い構図となったタイミングで、何とか数枚シャッターを切ることが出来ました。




