二十曲峠
三国峠で早朝の撮影をして、朝食を食べた後に訪れたのは、二十曲峠です。
二十曲峠は忍野村の東端にある峠で、名称通り曲がりの多い鹿留林道を登りつめた峠です。
細いグネグネ道を登って行くと、富士山が綺麗に望むことが出来る場所があるのですよ。
今は中々立派な富士山展望施設『二十曲峠展望テラス』がオープンしたそうで、標高1150mの張り出しデッキから、ゆったりと富士山を観ることが出来るようになったとのことです。
ただし、『二十曲峠展望テラス』までの林道の幅員が狭いままなので、車同士のすれ違いも大変ですから、普通車は通行可ですが、マイクロバスNGとのことですし、駐車場も15台分程度しかありません。
のんびりと静かな場所で写真を撮りたい小生には、狭い道に車の通行量が多くなるので、運転にも更に気を遣う必要があり、チョット有り難くない観光施設ですが、こればかりは忍野村の観光客誘致に必要な施設なのだから仕方がありません。
富士山が世界文化遺産に登録されてから、富士吉田市の浅間公園も整備が完了しましたし、富士山周辺はいつの間にか、観光客誘致合戦をしているみたいですね。
そんな二十曲峠に撮影に行ったのは、まだ『二十曲峠展望テラス』の建設話も出ていない頃なので、写真撮影に来ていた観光客は数名しかいませんでした。
富士山の北東側となる二十曲峠の方位的な位置関係上、午前中の早い時間でないと紅葉している樹々が逆光になってしまい、黒く潰れてしまいそうなので、撮影時間的にも好いタイミングでした。
しかし思いの外、撮影場所周囲の樹々が成長していて、脚立を車に積んで持って来ていればと高い位置で撮影出来たのにと思いましたが、こればかりは後の祭りです。
富士山が綺麗に望める場所を探して、彼方此方30分ほどウロウロと歩き回りながら撮影し、次の撮影予定場所の御坂峠方面に向かいます。
他の作品の宣伝です。
この『撮影旅行よもやま話集(撮影旅行で私が写した風景写真付き)』以外にも、エッセイの『遠い昔の学校の思い出話(新連載)』と『日常生活よもやま話集』連載中や、近未来SF的な『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが、【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~




