ホエールウォッチング
慶良間諸島の海には、ザトウクジラが繁殖・出産・子育てのために訪れるのだそうです。
だから1月~3月の期間限定で、座間味村ホエールウォッチング協会が「自主ルール」を制定し、クジラにも環境にも優しいホエールウォッチングを心がけて、小型のボートでツアーが開催されている。
ザトウクジラに、いつまでも安心して座間味の海に帰ってきてもらえるよう、配慮しながらの開催とのことでした。
クジラにできるだけストレスを与えない、特に、親子クジラに悪影響を与えないよう配慮をすることが、とても大切なのだとか。
生まれてまもない赤ちゃんクジラは、泳ぎも息つぎもおぼつかなく、体力もありません。授乳や休息時間を邪魔しないよう、ウォッチングは極力避けるようにし、他にクジラが見つからなくて、やむを得ずウォッチングする場合には、短時間でそっと見せてもらうようにしているとのことでした。
小型のボートに乗って、クジラが泳いでいる場所を目指すのですが、座間味村の展望台からスタッフが、双眼鏡でクジラの潮吹きを探してくれています。
展望台のスタッフがクジラを発見すると、クジラの居る場所を無線でボートの船長に知らせるため、海の上で探すよりスピーディーで、効率的にクジラに出会える、世界のどこにもない仕組みなのだそうです。
また、ボート同士でも連絡を取り合い、連携しているとのことでした。
だからクジラとの遭遇率が98%、余程のことがない限りはクジラと出会える、チームワークでいい仕事をしているなと思いましたよ。
お陰様で、私の乗ったボートも、スムーズにクジラと遭遇することが出来ました。
クジラが泳ぐ姿の写真撮影の方は、人の撮影と違って、こちらの指示でポーズなどしてくれるわけでもないので、中々難しかったです。
流石にクジラがジャンプするような姿は観られませんでしたが、大きなクジラがボートの間近で泳ぐ姿は、圧巻の大迫力、もっと眺めていたかった、2時間のツアーでは時間が足りないって思いましたが、こればかりは仕方がありません。
そして、ボートに乗ってクジラのいる場所への往復で、海側から眺める慶良間諸島の風景も素敵、感動ものでした。




