若狭 三方五湖 パブリカ
ゴールデンウィークに入った日曜日、何処に行くのかが判らないのでそれはそれでチョット楽しみな、旅行社の日帰りミステリーツアーに参加してみました。
名古屋からドンドン西に走り、訪れた先は、若狭・三方五湖方面でしたね。
福井県にはちょくちょくと訪れているのですが、若狭・三方五湖方面を訪れるのは、随分久しぶりだと思います。
昔、写真仲間達と泊りで、高浜町に「フグ」を食べに行った時以来かな?
あの時は確か小浜の『箸匠せいわ』で、全員が若狭塗のマイ箸を作ったっけ・・・
敦賀から高浜まで、一般国道をひたすら走ったあの時に比べると、北陸自動車道の敦賀ジャンクションから舞鶴若狭自動車道で高速道路のまま行けるようになったので、随分と楽で便利になったものです。
午前中に訪れたのは、全国名水百選に選ばれているらしい『若狭瓜割名水公園 瓜割の滝』でした。
瓜割の滝の周辺に広がる森は、木の間から光が差し込み、岩には苔が群生する、チョット幻想的な、和の雰囲気一杯の風景が広がっています。
今回は4月末に訪れたので、苔とシダ類での緑色中心の風景でしたが、6月に訪れれば、紫陽花が綺麗に咲き誇る風景も観られるのだとか。
瓜割の滝を入れた風景写真なので、滝の水の流れを意識して、シャッタースピード4分の1秒程度で撮影です。 静と動の表現ですね~
残念なことに、昼食で何をご馳走になったのか、食に拘りが薄いので、全く記憶に残っていませんが、きっと若狭の美味しい「海の幸・山の幸」だったことでしょう。
ごご、三方五湖に到着して最初に訪れたのが『田烏の棚田』でした。
まだ田烏の棚田は、耕運機での田植え準備中。
棚田がそれなりに広いので、耕運機が田の中に入っての、農作業をしていました。
既に水田に水は張ってありましたが、田植えは5月になってからなのでしょう。
三方五湖レインボーラインを走っている間と、山頂公園の駐車場、さらにリフト・ケーブルカーに乗ってその上にあるテラスに行けば、三方五湖を望む絶景を観ることが出来ます。
駐車場から三方五湖を眺めていると、クラシックカーのイベントでもあるのか、トヨタのパブリカが5台連なって、レインボーラインを登って来ました。
さらに後方には、パブリカのバンとコンバーチブルも追走していました。
珍しいな~と思いつつ、ついつい走っている姿を写真に写してしまいましたよ。
大切に乗っているのでしょうね~ とても綺麗な車体でしたよ。
車のデザインから、パブリカの3台ともが、初代のマイナーチェンジ後(UP20S型)800CCの車両ですね。
でも空冷エンジンだから、夏になると大変だろうな~暑いだろうな~ トヨタスポーツ800も一緒に走っていればな~と思いつつ、走っている写真を写した後も、少し眺めていましたよ。
古い初代のパブリカが問題なく公道を走れる状態で、今何台残っているかは知りませんが、一度に5台ものパブリカが走っている姿を観ることが出来たのは、かなりラッキーなのかもしれませんね。
昭和の30年代~40年代の古い車は、故障すると部品の入手が困難と言った大問題もありますが、車のボディーの防錆処理が不十分なので、日本の気候だとどうしても錆が発生しやすいため、車の維持は『錆との闘い』でもあるのだとか・・・
また、当時の有鉛ガソリンと違って、今売られているのは無鉛ガソリンですから、市販の有鉛化添加剤を無鉛ガソリンに混ぜるとか、大掛かりになりますがシリンダーヘッドのバルブシートを、摩耗しにくい無鉛ガソリン用のバルブシートに交換することが必要ですから、維持管理するのも凄く大変なんでしょうね・・・




