チェキ用のフイルムが売ってない
四半世紀も前のデジタルカメラなんですから、経年劣化で壊れても仕方がないのでしょうが、もっともっと使い続けたかったですね。
1999年に発売のデジタルなチェキのプリンカム21が、遂に壊れた・・・
新しい単3電池を4本入れ、電源を入れたが、全く起動しない・・・
写したその場で直ぐにプリント出来るし渡せるチェキなのですが、一応デジタルカメラなのですよ。
撮影したデータもスマートメディアに保存されていて、お梶写真が何枚でもブリント出来てしまう。
持っていくと中々便利なので、旅行や行事では、いつも大活躍だったのですよ。
でも製造年が古すぎて、メーカーのサポートは当然終了しているから、直らないし直せない。
嘆いていても仕方が無いので、ネットオークションのヤフーオークションで、代わりは何か無いかと探してみることにしました。
運よく?中古のハイブリッドカメラinstaxSQ10を見つけたので、早速入札しましたよ。
私以外には、他に誰も買いたい入札したいと思われる方が居なかったらしくて、そのままあっさりと落札でした。
ハイブリッドカメラinstaxSQ10が自宅に届く前にと、早速、チェキ用のスクエアフイルムを探しに、自宅近隣の家電量販店やホームセンター、カメラ店を何店舗も見て回りました。
そしてやっと見つけたのは、探すこと6店舗目、我が家から15km以上も離れた家電量販店のコジマでした。
でも在庫は、たったの『1箱』しかがない。
当然買いましたよ~
1箱だけでは10枚しかプリント出来ないから絶対に足りないので、店舗回りは止めて、次はネットショッピングで、チェキ用のスクエアフイルムを探してみることにしました。
ヤフーのネットショッピングで、チェキ用のスクエアフイルムを検索して探してみると、数件ですがヒットしました。
2箱セットで売っている方が送料無料だったので、ポチッとクリックして早速購入しましたよ。
これで合計3箱だから、30枚プリント出来ます。
しかし、チョットした行事で参加者をパシャパシャ写して、希望者にプリントして渡していたら、直ぐにスクエアフイルムが無くなってしまいました。
しばらくは行事も無いので、ま~いいかと思っていたそんな折、ビッグカメラとコジマから、株主優待の「お買い物優待券」が郵送されて来ました。
これはチェキのスクエアフイルムを絶対に買わねばと、前に購入した家電量販店のコジマに電話してみました。
コジマの店員さんによると、「チェキ用のフイルムが中々入荷して来ない、随分と前から品薄状態が続いていて、今後も当面は品薄状態が続きそう」とのこと。
でも運がいいことに、「チェキ用のスクエアフイルムが、1箱だけ店舗にあります」と言う。
「申し訳ないが・・・」とお願いして、近々店に行くからと、予約で確保をお願いしてしまいました。
これで10枚だけですが、プリント出来ます。
では何故チェキのフィルムが品薄状態なのか?
推しとのイベントにチェキがかかせないらしく、特に地下アイドル市場が伸びているため、需要が急増中で、推し活にチェキは不可欠となっているようです!
イベント会場でアイドルとのツーショット記念写真をチェキプリントして、1枚1000円とか2000円で販売するのだとか・・・
アナログのチェキによるチェキプリントならば、『世界でたった1枚の宝物』となるのだそうですよ。
だからか、メーカーの富士フイルムも増産しているようですが、全く生産が追いついてない。
ポラロイドが撤退してしまったため、インスタントカメラもインスタントフイルムも、今では、富士フイルムしか製造も販売もしていないのです。
チェキ用のフイルムを増産するにも設備投資が必要となるので、人気のピークが過ぎ去った後のことを考えてしまうと、匙加減が中々難しいのでしょうね。
小豆島と姫路間のカーフェリーに乗船したので、航跡波をとりあえず撮影
フイルムカメラは衰退してしまいましたが、チェキだけは独特の価値観、世界でたった1枚の写真となることが幸いして、それなりの市場となっています。
しかし、チェキで写真を写そうと思っても、肝心のチェキフイルムが入手困難で、困ってしまいます。