西海岸のシロッコ
今回、短いです。
セイラやナターシャと IN-N-OUT で、お昼を食べて別れ愛車のAR-1 MESSALA に乗り家路につく。ルート101から、ツガル・フリーウェイに乗ったら海辺まではノンストップだ。
田んぼの中をまっすぐに走り、ビョウブサンに入るとやがて右手に Sweet Water が見えてくる。
ツガル市が作った淡水化施設だ。
Argamaの水素製造は、水からの電気分解で製造している。電気分解方式は、他の方式に比べて製造コストが高いと言われていたが、Argamaでは有り余る電力で製造していた。
ただ、今度は水問題が出てきた。水が豊富なArgamaではあるが、水は農業にも必要であり、更にツガル市には、中島飛行機、二宮飛行器、AUXERREの工場が有り、水不足の懸念が出てきた。1級河川の岩木川は、河口の十三湖の漁業のために取水が制限されていた。
そこで、シチリナガハマに福岡市の「まみずピア」と同じRO方式の淡水化プラントを作った。
浸透取水方式を採用して海底に埋設した取水管から海水を取り入れている。海水から真水をとり除いて濃縮した濃縮海水は下水処理水と混ぜ塩分濃度を希釈して、海底に埋設した排水管より排水している。
Sweet Water では、電気需要が下がる夜間に淡水を製造し、巨大なタンク群に貯蔵しておいている。一部は、そのまま水素製造に回される。
Sweet Water を越えればツガル・フリーウェイは、日本海に抜ける。
あとは、ルート101をひたすら走るだけ。日本海に夕日が沈むころには家にたどり着くでしょう。
ナターシャに地図で家の場所を教えたら West end girl だね! と、言われ、もう一つの二つ名を持つことになった。
いずれ、西海岸のドライビングシーンを書きたいと思います!
次は、18時です!
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