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プロローグ

構想1年! 水素エンジンで軽自動車は知らせたら面白いな。それを、高校の通学に使ったらどうだろう? というアイデアを温めまくってたら、夏が来た。

浅草氏の「想像は抱えてるだけじゃ、邪魔でしょうがないぞ」のセリフを読んで、ここらで抱えている荷物を降ろすことにしました。

初めての投稿なので生暖かい目で見ていただければ幸いです。

 

プロローグ「インターハイ」


インターハイ オートレース3日目。いよいよ、うちらの出番だ。

ケイヨン、チームパシュート。ロッカ・サーキット


スキンヘッドにレイバンを掛けた監督が、パドックにやってくる。

初めて見たときに、ナターシャがジャパニーズ・マフィア、ヤクザですねと言ったのは、今では笑い話だ。監督は、市内で檀家の数が一番のお寺の住職だ。


まあ、AUXERRE のLEG から、スキンヘッドにサングラスのおっさんが降りてきたら、その筋の人だと勘違いされるのは当たり前だ。


本人は、田舎のお墓は田んぼの中にあるから、こういう車じゃないと行けないし、田んぼの中は水面からの照り返しもあって眩しいから、サングラスは必需品だと言っている。本当か!


「予選結果が出た。ポールポジションは、ムツ総合のビレッジ・ピープルだ。ご存じ、『海峡のロケット』率いる昨年の優勝チームだ。去年は、サレキ・サーキットで優勝して、今回はホームということもあって連覇を目指してる。予選から全開だ」


やはり、あそこがポールポジション取ってきたかあ。


あそこは、うち同様に3台ともロータリー・エンジン車のみの編成だ。


ロータリーエンジンで揃えたチームは、2チームだけ。


うちらも、かなり攻めたけどなあ。うちらは、2番手だ。


監督が、それ以外のチームについて説明する。


注目チームとして、ミサワの黒い三連星を上げてきた。予選では、1台づつの走行でトップのタイムでポジションを決めるため、スタートポジションは中団だが、3台での編隊走行では無類の強さを発揮する。ジェットストリームアタックで次々に前を走るチームを抜いていく。


監督が、「しかし、まあ何と言うかなあ。リーダーのリカルド・ドミニク。セカンドのリカルド・デイアス。サードのリック・アストレー。3人のRickとはねえ。ここはDomで揃えろよ! 我々、世代には微妙だなあ」と意味不明な発言をする。


その他の予選チームは、うちのハイスクールからチーム・ロイヤル、北海道の大蝦夷農業、沖縄の山原農業等々だ。最後尾が、東京からの初出場で予選通過した初芝。




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