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11話 ボス戦・・・・?



ミリーナが扉を開けるとそこには巨大な空間が広がっており左右には大きな窓が均一に置かれていた。

どういう原理かは分からないが地下深くにもかかわらずその窓から光が差し込んでいる。

もしここがボスの部屋で地下深くにあるということを知らない人に見せたら教会と答えるだろう。

もちろんここには沢山の椅子はないのだが。



しかし1つだけ大きな椅子がある。

いや、椅子というより王座というべきだろうか。

その王座には顔から足まで禍々しい装備を着けた者が座っていた。


その者はミリーナ達が入ってきても王座から立ち上がることなく

ミリーナ達の方を見ていた。







「なんか不気味なボスですね。」


リンはその禍々しい姿はもちろん一向にこちらに来ないボスに不信感を抱いた。


「おそらくこちらが攻撃しないと動かないタイプのボスよ珍しいわね。」



先に先制攻撃を受けるということはそれだけ不利になるということ

それを分かった上で何もしてこないボスという者は

己に自信があるのかただアホなだけなのかの2択だ。




そしてこの部屋に入った瞬間にミリーナ達にあてられた威圧は

今までに経験してきたものの中でも最大級にあたるものだった。



「リンこのボスかなり強いわよ、少しでも気を抜いたら死だと思いなさい。」


ミリーナならまだしも、まだ体に慣れていないリンには中々キツいボスだろう。


「分かりましたミリーナ、あと先制攻撃なんですけどボスがどのくらい体力を持っているか分からない以上最初の攻撃はできるだけ高火力の方が良いと思うのでやっちゃってください。」


リンは自分の火力とミリーナの火力を比べ圧倒的に自分の方が弱いのでミリーナに最初の1撃を任せた。


「ええ、ではいまだに王座に座って余裕の笑みを浮かべているだろうボスに絶望を与えるわ!」


ミリーナからボスの顔は装備に覆われて見えないがきっと笑みを浮かべているだろうと思い、そんなボスに絶望を与えるべくミリーナは後の戦闘の余力を残しながらも限りなく全力の一撃を放つ。



「<全能力開放>」



ミリーナの瞳の色はきれいな紫色から全てを焼き尽くす赤に変わる。



「絶望を知りなさい!!<神炎龍の裁き>」



ミリーナの周りには大男と戦った時に使った<炎龍の牙>で出てきた炎龍の

3倍以上もの大きさを誇る炎龍がでてきた。


炎龍はミリーナの周りに現れ次の瞬間にはボスに向かっていった。


炎龍がボスにぶつかったと同時に

形容しがたいほどの音が鳴り響いた。




そして炎龍の攻撃を喰らったボスはやっと王座から立ち上がった。


立ち上がったボスを見てミリーナ達は反撃が来ると思い戦闘態勢に入ったのだが反撃は来なかった。

その変わりに信じられないことが起こった。



『ふむ驚いたぞまさか神の魔法を使えるものが来るとは、しかしお前からは神の気配も<神血>の所持も確認できんこれはどういうことだ?』


ボスが渋い声で喋り始めた。


ミリーナ達はボスが突然喋り始めたこととなぜ<神血>の事を知っているのか理解ができなく困惑していると、



『お前らに質問をする、お前らはあっちの世界の者か?』



ボスは<神血>のことを知っているだけではなくミリーナ達がもといた世界の事も知っていた。


ミリーナとリンはいつ攻撃されても対応できるようにに戦闘態勢を崩さずに、


「ええそうよ、というかあんたがなんでその事や<神血>の存在を知っているのかしら?」


ミリーナはここのボスが何か特別な存在だと思い、もしかしたら衝突のことも知っているのではないかと思い質問に答えた。



『やはりそうであったか、これでおまえに<神血>がないことにも納得がいく。』


ボスは何やらミリーナに<神血>がないことに納得がいったようだが、

ミリーナはなんでこいつがこんなにも色々知っているのかが分からないので、


「あんた1人で納得されてもこっちは何のことかさっぱりよ、説明してくれないかしら」


『そうだな説明はここでするよりもお前から<神血>を取り除いた魔王のもとでしたほうがいいだろう。魔王の場所に連れっていってもらおう』


「あんた魔王が私から<神血>を取り除いた事を知ってるのね、けどねあんたが敵の可能性もまだ捨てきれないからあっちの世界に連れていくことはできないのよね。」


ミリーナはボスがまだ味方かどうか分からないので連れていくわけにはならないと思っていると、



「ミリーナ大丈夫だと思いますよ。今魔王様に確認を取ったら『連れてこい』だそうです。」


いつの間にか戦闘態勢を解いていたリンが迷っているミリーナに声をかけた。


「なにあんた魔王と連絡とれたの?」


ミリーナは別の世界だから無理だと思い込んでいたのでリンが魔王と連絡を取れることに驚いた。


「言ってませんでしたっけ?」

「初耳よ、まぁいいわ魔王からの許可もおりたことだしあんたをあっちの世界に連れていくわ!疑って悪かったわね。」


ミリーナはボスに一応謝罪しつつ指輪に魔力を流し発動させた。



光がミリーナ達を覆いこんでいく


光が完全にミリーナ達を覆いこむと3人は世界を移動した。







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