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鴻鵠の娘  作者: 納戸
白虹 日を貫く 【茜國編】
20/50

登場人物紹介



莢 芙蓉(きょう ふよう) 


黒い髪に灰色の瞳を持った十八歳の少女。国でも随一の名家である葵家の血を引く少女。

父譲りの頭脳を持つ才女で、現在は官吏として朝廷に出仕している。現在の官位は四士である、蘭國令副官。





菫 鈴扇(きん れいせん)

蘭國國令。菫家の次男。亜麻色の髪に濃い紫の瞳を持つ麗人。有能だが人心を理解しない政策ばかり行っていた。恐ろしく人心を解する官吏がいると知り、王都に芙蓉を自ら引き抜きに向かう。





陸 嬰翔(りく えいしょう)

蘭國國令、副官。淡い赤髪に碧の瞳を持った青年。自由すぎる鈴扇を補佐する優秀な補佐官。

一時は副々官に官位を落とされたが現在は國令副官に戻っている。

薺家の分家の出身で、自らも当主候補になったことがある。




茜 紅鳶(せん こうえん)


赤い瞳に赤い髪を持った茜家の次男。当主を失った茜家のお家騒動に巻き込まれたくないからという理由で蘭國の私塾に進学してきた奇特な青年。奔放で従者たちを悩ませる放蕩息子だが、ある理由で一族に疎まれており芙蓉は彼にかつての月英を重ねる。



蔦 汀眞(ちょう ていしん)

薺家の懐刀と言われる一族、蔦家の少年。家柄故に、ものとひとを見る目に非常に優れている。嬰翔とは幼少期共に育ったため仲がいい。御史台から地方官吏を監察する刺史副官として派遣されてきた。芙蓉のよい好敵手。


菫 柳扇(きん りゅうせん)


菫國國主。発明が趣味の変人國主だが、民には慕われている。鈴扇と同じく整った顔をしているが前髪を伸ばしているためその素顔は殆どの人間が見ることはない。



葵 月英(き げつえい)


芙蓉の父。名門葵家の三男で、十五歳で国試を通らず官吏に登用された天才。

葵家で迫害を受け、十歳から十五歳の間を花額山で仙人のように暮らしていたが、皇帝にその才を見出され朝廷に上がる。


桜 慶朝(おう けいちょう)


花興現皇帝。金の髪に金の瞳を持った偉丈夫で賢帝の誉れ高い。芙蓉の父である月英を登用し、「博士」という官職を授ける。芙蓉の出自について知っているようなそぶりを見せる。


劉 子雀(りゅう しじゃく)/雀藍(じゃくらん)


慶朝の侍医であり、かつては月英とともに暮らした月英の一番弟子。慶朝が宦官として医官にしようと思ったが彼が嫌がったため、現在は女性の姿で後宮にも出入りしており、そのときは雀藍の名を使っている。


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