俺の見た目のチャラさと中身の誠実さを知ってくれる女の子が現れる!
___俺の見た目は、、、チャラい。
いやいや? 相当チャラ男なんだと思う。
髪型は長髪に、金髪でダボダボの服を着て見るからにチャラそうな
格好だから、俺に寄ってくる女の子もチャラそうな女の子ばかりで。
だけど、、、?
俺は、そんな見た目に反して中身は【超】がつくほど真面目で、、、。
よく、見た目と中身が違うと言われる事があるんだけど。
友達やバイト先でも、このギャップで直ぐに仲良くなるんだ!
・・・ただ、どうしてなのか、、、?
女の子は、そう思わないみたいで。
真面目そうな女の子に、俺が近づくと、、、?
自分の身の安全を守るかのように、そっと引かれてそのままいなく
なるのが定番になっているんだよ。
まあ、チャラそうな男が寄って来たら、、、?
逃げられるのは、仕方がない事なのかもしれない!
だからといって、、、?
俺は、このチャラい感じをやめる気もないし!
俺は、どこかでちゃんと俺の中身を見てくれる女性と出会えると
信じているから、あまり気にしていないのかもしれないな~!
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俺の名前は、『樋木崎 真弥』22歳で、ゲームセンターでバイトをしている。
UFOキャッチャーで遊ぶ子供たちを見ているだけで俺は楽しいんだ。
たまに、商品が引っかかったりすると、、、?
UFOキャッチャーを鍵で開けて、商品を落としたり移動させたりするんだよ。
___楽しそうに子供たちが遊ぶ姿が好きなんだ!
このバイトで良かったと俺は思っているんだ。
*
___そこに、初めてくるお客さんなのか、、、?
若い女の子が、一人でUFOキャッチャーをしている。
しかも、、、?
どれだけ、お金を入れても1つも商品が取れないみたいなんだ!
【あの子? どれぐらいいるのかな? あんなにお金を使っているのに
まだ、1つも商品が取れていないじゃないか?】
___俺は、その日は黙って彼女の姿を見ていただけだった。
・・・でも、次の日も、その次の日も彼女は、同じでUFOキャッチャーで
同じ商品を取ろうとしている。
流石に、1週間ぶっ続けできて、1つも取れないんじゃ彼女が可哀想だと思い
俺は、少しだけ小細工したんだよ。
___そして、1週間と1日で、、、。
彼女は、やっとずっと取ろうしていた商品を取る事が出来たんだ!
商品を彼女が取ると、、、?
俺の方に向かって歩いてきたんだ。
『ありがとう、私が取れないでいたから? 取れるようにしてくれてたん
だよね!』
『・・・えぇ!?』
『はい! これ!』
『君がずっと、欲しかったモノでしょ?』
『違うよ! 貴方が欲しかったモノだと知って、どうしてもココで取りた
かっただけなの!』
『・・・じゃあ、僕の為に、、、?』
『うん!』
『どうして、、、?』
『以前、私のおばあちゃんが横断歩道で信号が黄色から赤に変わった時に
おばあちゃんの手を取って、信号が赤になってるよ! って優しく話しか
けてくれたんだよね! その人が、貴方だと知ってどうしても、私が会い
たくなったの、、、! だから、どうしても貴方に渡したくって! おば
あちゃんのお礼と私が貴方に会えた記念に、、、。』
『・・・えぇ!? ありがとう。』
『___ううん。』
*
___だからね! 俺は、この子と付き合う事にしたんだ!
だって! 俺の見た目より中身を彼女は知ってくれたから。
___この子となら、、、?
この先、上手く付き合っていけると俺はそう思ったんだよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。




