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91が地球に与える悪影響


 地球人には、顕在意識と潜在意識がある。


顕在意識と潜在意識の分離は3次元世界の人間の特徴である。


例えば、顕在意識では痩せなければならないと思っていてお菓子を食べないようにしようとしても、潜在意識が痩せたくない、太っていたいと思えば、お菓子を食べてしまう。


顕在意識は自分で把握している意識で潜在意識は、自分でも気づいていない深層心理だ。


太っている地球人には大抵、太っていたい潜在意識からくる理由があるが、


それを顕在意識が分からない場合、痩せたいと考え、ダイエットをしようとして葛藤が起きる。

 


そして、顕在意識より潜在意識の力が、大きいので、2つの意識が別のことをした場合、


潜在意識が優先される。つまり、今挙げた例で言うとお菓子を、食べてしまい太り続けるのだ。



 ところが、91のような強大な力の持ち主は、顕在意識の力も強い。


潜在意識を抑え込んで、行動を起こしてしまうこともある。


すると、抑え込まれた潜在意識が暴発し、大変なエネルギーを発生させる。



そのエネルギーは91本人への強烈な恨みとなる。


特に91がこの世界で生きる理由を奪ってしまうような行動を自らしたら、91はすぐに死ぬだろう。


 そこまで最悪な事態にならず、魑魅魍魎がそのエネルギーを食べてしまう位ならまだいいのだが、


もしかすると、そのエネルギーをさらに大きくするため、


91の精神に入り込み、体をのっとってしまう場合も考えられるのだ。


91はエネルギーがものすごく強大な上、家庭環境の悪さから、


簡単にネガティブエネルギーを発する。それが魑魅魍魎にとってたまらないのだ。


今の時代、地球の波動は高まっており、エネルギーの強い存在には気付きが訪れて、


人格も良くなりやすく、ポジティブエネルギーを発していることがほとんどだ。


今時、エネルギーが強大でさらに、ネガティブな思いを発してくれる存在なんて91位しかいないのだ。地球がレベルアップするほど、魑魅魍魎は淘汰される。


その分、残った奴らが91に集っている。そういう存在を寄せ付けた91は、


たまたますれ違った人間のネガティブエネルギーまでも吸収してしまう。


そのせいで更に大きなネガティブエネルギーを発しやすくなり、色んな事件、事故が起きている。


 91の怒りのエネルギーが空に行くと、


たまたまそこを飛んでいた飛行物体の機器がおかしくなり、墜落する。



地球で、ヘリコプターの墜落事故が多発しているのもそのせいだ。


地上に行けば地震になる。海に行けば、イルカやクジラの感覚が狂い、座礁してしまう。


大きすぎるネガティブエネルギーは、大変な混乱を招くのだ。


 先日、地球では、自宅に多くの遺体を隠していた事件が話題になったが、


実はこの事件も元を辿れば、91の歪んだエネルギーが生み出したのだ。


91は常に魑魅魍魎にまとわりつかれているせいでおかしな思考を生成し続けている。


そして、91がストレスを受けて、大きく感情が動くと、その思考に大きな感情エネルギーが加わり、現実化してしまう。


91自身が実行しなくても、それを実行できる状態の人間にエネルギーが行き、


猟奇殺人が起きてしまうというわけだ。


 そこで、レベルアップに向かっている地球を観察しながら、


必要があれば援助を行う役割を任されているのが、我らサーターアンダギー星なのである。


そのプロジェクトの総責任者が俺の親父だ。

  

 だから、親父は、常に地球を覗いてはブツブツいっている。仕事熱心なのはよいが、


ちょっとズルしすぎじゃねえのと俺は思う。


本来、地球のレベルアップは地球自身が行うもので、


異星人が直接介入するのは、あまりよくない。


それなのに、何かあると、すぐに俺を地球に派遣しては、軌道修正する。


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