ゴーレム生活始まりました
2話投稿です!
名前を吉峰剣に変えました
ゴブリン達との話を終え、別れた俺はまたボッチになってた
正直あの話を聞いた時はビックリした
話の内容?俺の事だよ。ゴーレムなりたくて転生した所までは良かったよ。けどこのゴーレム最弱の土人形になるとか考えてもなかったし
ゴブリンの話だとゴーレムには【御山の盾】とか【大地の憤怒】とか雄々しい名前が多々あるのに土人形よ?
もう嫌になるわ
でもゴーレム種で最弱なだけで別格弱い訳じゃないらしい
世界のレベルで言ったら中の下であのゴブリン達が下の上ぐらいだろう。
ゴブリンが5人連携してやっと倒せるレベルらしい
どちらにせよ弱いんだが俺には希望が1つだけあった
スキルの存在である
俺は今のところ3つのスキルを身につけた
土壌操作に 生物創造Lv1、体力上昇Lv2で土壌操作は触れた土を自由に操れる能力だが今のところ半径10mの土しか操れない
生物創造は羽虫から小動物までなら限度なく生み出すことができるスキルだ。
体力上昇にいたって実感が全くわかない
今はあまり使えないスキルばかりだが、これから頑張ればいいだろう…しかしスキル解除の条件が全然分からないのが現状であった。土掘ってたら急に〈スキル開放〉しましたーとか意味わからんし
まぁ色々と考えても始まらないしとりあえず歩いてみてはいるんだけどさ、この体疲労が全く無い、眠気も食欲も確実になくなっていた。だが眠ることも物を食べることもできるのはありがたい
これまで習慣だった食事と睡眠が急に無くなるのは心寂しいから朝昼夜になにか口の中に入れ、日が開けるまで睡眠をとってみたりした。
そんなことをしてる間に村を見つける事ができましたよ。村の入り口の看板には「シュゼン村へようこそ!」と書いてあった
ようやく人に会えそうだ!うぅ何回も寂しさで押しつぶされそうになった。しかし嬉しいのはやまやまだけどこの体じゃあ村の人にあっても怖がられるだけだし…うーんどうしようか
「きゃああああああああ!だっ誰か助けてぇえええ!」
やばいもう見つかったか!?いやでも声が小さすぎる。
それに村の逆の方向から声が聴こえたんだが…聞き間違いか?
「誰かっ!誰かぁ!」
聞き間違えじゃない!誰かが助けを呼んでいる!
声はさっき通った谷の方からしていた
俺は土壌操作のスキルを使い滑るように走った
とっさの思いつきだったが走るより格段に速く移動できる
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「うぇぇ死にたくないよーこんなことなら最もやりたい事やっておけばよかった」
私は今、木にぶら下がっていた、これも全て…自分のせいか。
私の名前はアニータ・ジェス!シュゼン村に住む女の子です。
別の村にから変える途中で道から踏み外し谷へ落下、運良く木に引っかかるもいつ折れるのか分からない状況です。
只今絶賛お助け募集中
次回村に行きます




