第八話 新たな仲間!強大な力!
夢の世界にて。
俺は今不思議な光景を目の当たりにしている。
「何であんたがここにいるんだよ・・・・・。」
そこにいたのは、なんと俺をこの世界に飛ばした張本人・・・・神だった。
「何でって・・・・。」
「だってここは俺の夢の中だぞ・・・。」
「俺は神だからな!」
「説明になってねぇよ!」
なんなんだよ!
こいつの顔はもうすっかり忘れてたって言うのに何でこのタイミングで出てくるかな!?
思いっきり思い出しちまったじゃねぇか!
「そう怒るな。」
ちっ!
「何しにきたんだよ。」
「俺はお前に説明をしたくて来たんだが・・・・。」
「何の!?」
「お前、自分の演算能力の高さは分かったか?」
「ああ。」
「この前、電撃使いの能力を使ったろ?」
ぶぅぅぅぅぅぅう!
「何で吹き出した・・・・?」
「いやちょっとな・・・・。」
これは分かってないらしい。
よかった。
「まともに計算もせずに電撃を放っただろ?」
「あぁ、そうだな。」
「能力の操作は演算で成り立っているんだ。しなけりゃいかんに決まっているだろう。」
だからあんなことに・・・・・。
「それにお前の演算能力は樹木之設計図を超えてるんだぜ?」
「まじかよ!?」
だってあれだぜ!
樹木之設計図っていったら・・・・。
学園都市・・・いや、全世界で最高のコンピュータじゃねぇか!
「お前の頭では能力的な大規模演算ならいくらでも可能なんだ。・・・・だが。」
「だが・・・・・?」
「普通の事象については演算できない。」
「駄目じゃん!」
普通のほうがほしいよ!
「っていうかそろそろ一方通行使えよ・・・。」
「そういえばそんな能力もあったな。」
「その能力が一番強いはずなんだがな・・・・・。」
「わかったよ。使ってみる。」
必ずだぞ。と神は一言残し俺の目は覚めた。
次は学校です。