それこそがわりとあたしの本音だったりする
掲載日:2026/10/03
筆が進まない時期ゆえに。
執着をやめて
鎖も矢印もスローガンもない
のっぺらぼうもまっさおな
ぶっきらぼうでまっさらな
そんなあたしになれたとしても
傾きひとつないずん胴じゃあ
どっちへもころがっていけやしないのだ
むしろ自由になろうとあがいて
翼やらバネやらロケットやらを
ごてごてに飾り立てて
がたがたのバランスにふらつきながら
しっかりとふんばってるつもりなのに
どっしりと落とした腰のした
千鳥足をおっとっとってしてるくらいが
ちょうどいいのかもなんて思ったりもして
それは強がりでもひらきなおりでもないくせに
あるいは強がりとひらきなおりでしかないけれど
それゆえにわりとあたしの本音だったりする
それこそがわりとあたしの本音だったりする
進まないのですよ。




