表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

口癖

時間がない。


彼の口癖だ。

本当に?友達とゴルフや飲み会は行く時間があるのに、私との時間はないの?本当?

時間ってわざわざ作るもんなんじゃないの?


同い年の彼とは大学時代から付き合っている。

卒業したら別れるだろうなと思っていた。きっと彼も。


「何でまだ別れてないの?」「何でまだ付き合ってるの?」と共通の友達から言われるのが常だ。


そんなの私達2人が一番考えてる。


別れるための明確な理由がないから、お互い言い出せないのだ。


本当に好きなのかどうか分からないまま、何となくズルズルとここまできた。


お互い社会人3年目で、何とか仕事にも慣れてきた。あっさりした付き合いのため、2ヶ月会わないとかザラだった。


このままでは何となくいけないと思って、同棲してみようと私から提案してみた。


彼はあっさり良いよと言った。意外だった。

束縛されるのは苦手と言っていたから、断られるかと思った。


自分以外の誰かと生活するのは親と同居していた高校生以来のことだ。少しワクワクした同棲生活だったが、そんなものは幻想だった。すぐに現実が目に入ってきた。


片付かない部屋、うるさい生活音、自分一人じゃない生活がこんなにも苦痛なものとは…自身の甘い認識に吐き気がする。一人暮らしに戻りたい。


家賃が高くなっても1人1部屋は死守して本当に良かった。

でもこれは、何のために同棲してるんだろう。何のための時間なんだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ