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二 俺が夫な

筆が乗るうちに書かないと、、、またかけなくなってしまう、、、、

脳みそが働いてる内に出しちゃお

(書きだめなんて概念は無い)


書いたらすぐ見て欲しくなっちゃいますよね。

暫くギャーギャーとわめき合い、いい加減、隣の部屋の住人から壁ドンを頂いた頃。


二堂は文見の部屋のど真ん中で正座させられていた。

因みにを二堂をここに正座させた彼はその前で仁王立ちで立っている。


「、、、はぁ、、、とりあえず状況を説明しようか?」


そう言って、呆れたようにその場に腰を下ろし、説明を求めてくる。


正直俺にも訳が分からないので、説明出来ることは少ないんだよなぁ。


そう思いながら、話せることを必死に絞り出し、ぽつりぽつりと話し始めた。


「まず、体の違和感感じたから朝起きて」


「うん。」


「顔洗おうと洗面台行くだろ?」


「はいはい。」


「それじゃああら不思議。こんな美少女が鏡の前でたっているではありませんか。」


とても分かりやすく端的に伝えた、つもりは無い。これで話せることが全部なだけである。

そこまで聞いた文見はフルフル震えだし、ダンっと、畳を叩いた。下からの苦情が怖いものである。


「、、、いや、眠る事は案外体に膨大な効果をもたらすってよく言うけど、さすがに性別が変わるのは聞いてないよ!?」


頭が痛いです、と訴えかけるように、恨めしそうにこちらを見る文見。

うん、可愛い。


「まぁそこら辺は俺も知らん。という訳で責任取って結婚してくれ。」


さもか弱き少女のように身を抱き、目を伏せてそう言う。


「俺なんッッッも責任ないよね。」


「ちっ。」


バレたか。


「いや逆になんでいけると思った。」


「じゃあ、理由は無いが結婚しよう。」


「承諾するわけないでしょ!!!」


マンション中に彼の悲鳴が轟いた。因みに現在午前四時。もちろん隣からは壁ドンPart2を頂いた。

、、、、今度菓子折でも持っていこう。







「因みになんで俺ってわかったんだ?」


「中学からの仲だよ。甘く見ないで欲しいな。」


「、、、結婚しy」


「ちょっと一旦黙ろうか?」








「それにしても、学校ではどうするのさ。」


文見は、男子校だから女子の制服なんて無いだろうし、、、と考え込むように下を向く。

が、それにおいては心配いらない


「大丈夫だ。男装していく。」


「、、、それなら、見た目も結構違うから、転校生とかいう設定になるんかね。」


そう言って彼はまずは学校に相談しなきゃ、、、と嫌そうな顔でため息をついている。これは俺の問題なのに、何だかんだ言って協力してくれるのか。相変わらず優しいな。

まぁ、気を使ってるとこ悪いが


「いや、其の儘俺で行く」


「、、、、信じて貰えるとでも?」


「事実だからな。それに信じて貰えなくても別に構わない。訳ありと思うなら思わせとけば良いだろう。」


そういうと、文見は急に脱力して畳の上に寝転がった。


「第2の姫の登場だねぇ、、、」


「む、失礼だな。俺はお前の唯一の王子様だぞ?」


「やばぁ、女の子でも中身がお前ってだけで鳥肌がすごい。」


「酷くないか?」









と言いつつも、正直不安だったのは否めない。

しかし、思った以上に事は上手くいってしまった。女に飢えた男どもは、急に現れた第2の姫に狂喜乱舞したのち、中身が二堂だと知って大袈裟に驚いて見せた。

が、意外とすぐに受け入れられた。

なんせ彼女の顔がいいので。


二堂が女になって3日目。そうそうに第2派閥が出来るくらいには。


今や1Bの教室どころか校内全体を巻き込んで派閥が3つほどに別れている。


姫を崇め隊、二堂を讃え隊、どっちにも踏まれ隊


とてもキモい。校内全体で血迷ってるのだろうか。とは文見談。



「お前は血迷ってくれないのか?今なら俺の隣が空いてるぞ。」


そう言いながら、ドヤ顔で彼の手を取る。

すると、手を引き抜こうとしたので少し力を込めてやった。

女になっても馬鹿力は受け継がれているようだ。


「あ、遠慮しマース。俺は女の子が好きなの。、、、ってか力強くない!?ほんとに女になったの!?」


「この胸を見ろ。正真正銘女だ。」


「サラシで潰れてるから見えないけどね。まぁ、中身お前な時点でOUT。」


「まぁ、せっかく合法になったんだ。今まで我慢してたぶん、、、、な?」


と、ジリジリと彼に近づいていく。


「怖い怖い怖い怖い近寄ってくんな離れろ!」


む、失礼だな。人を化け物のように。

と思ったので其の儘言ってみたら返ってきた返答がこちら。


「俺は自分の貞操の危機を感じてるだけだよ!!」


ほぉ?


「なんだ、分かってるじゃないか。じゃあさっさと俺に抱かれてくれ。」


「普通逆じゃない!?」


「俺も男だからな。」


「側は女でしょ!」


「結婚する時も、夫が俺で妻がお前だからな。」


「受理されるわけないんだよね。」


「じゃあ逆でいいから結こn」


「嫌です。」


「、、、あの、私、、、文見さんの事が好きなの、、、結婚を前提に付き合ってくれ!!!」


「なりきるなら最後までやりきれ!!」



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