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5、城原玲樹

よろしくお願いします。

 目を覚ますと、寝ている布団の上質さに驚いた。自分がかなり特異な状況に置かれていることに対する理解は、少し遅れてやってくる。


 ついさっきまで眠っていたというのに再び深い眠りに落ちたのは、脱出計画での多大な精神面への負荷に加え、大量に注ぎ込まれた情報を理解するために、彼にとっては前例がないほど頭を使ったからか。


 そういえば、レイシアはあのまま帰ってきていない。彼女がセリアースの専属メイドだとしても、この部屋に常駐しているわけではないのだろうが、セリアース…城原の返答に失望し、この部屋を離れたのは自明の理である。

 そのとき、彼女は悲しんだのか、憤ったのか、将又憐れんだのかもしれない。


 そこまでは想像が及ぶが、それでも城原は自分の判断が間違っているとは思わない。


 「いくら天才・セリアースの身体を持っていても、中身は俺なんだよ。確かに魔術なら呪文を覚えなおしゃぁ何とかなるのかもしれないけど、学問武術性格エトセトラは、もうセリアースのものは返ってこない」


 今の自分が人前で醜態を晒せば、ダメージを受けるのは自分だけで終わらない。なら、何もしないほうがマシではないか。

 その考えと、働きたくないという自分の感情を加味した結果、今こうして布団の上に横たわっているのだが…


 「どうしよう。起きているとやることがない」


 城原の中では、やることがなくなれば(つまり、彼の場合は常時)PCを触ることが習慣となっていた。

 だが、ここは魔術が跋扈し、皇帝なんていう地位が存在する異世界である。現代技術の象徴であるPCが発明されているとは考えにくい。


 「いや…待てよ? 今は科学技術の発達のせいで、魔術の肩身が狭いんだったよな?」


 かつて城原が使っていたPCの起動音が、幻聴として聞こえた。



 本日三度目の隠密行動である。


 実際のところ、PCそのものが屋敷内にあるとは思えない。

 何らかの遊び道具や暇つぶしになるものを探すと同時に、「異世界の空気に触れてみたい」という欲が沸々と湧き出してきたのも理由である。

 発見されることへの恐怖は、既に2回に及んでいた隠密行動をこなすうちに薄れていた。


 「そういや、セリアースはよくこんな退屈な部屋で引きこもり続けられたよな…」

 城原の引きこもりライフは、常に自分のPCやマンガが隣にあった。それらがなければ、彼は自分の部屋を牢獄のように感じたかもしれない。


 確かにこの部屋にも、無数のハードカバーを収納している本棚はあった。城原はそれを開いてから、精緻に書き連ねられた呪文の文字列を一目見てすぐさま閉じたが、セリアースは、それを使って時間を有意義なものにできるタイプだったのか。


 「でも「源泉」探しから帰ってきたセリアースは自失状態だったんだよな…なら退屈を感じる感覚も欠けていた…のか…?」


 今すぐセリアースに聞き込みたいところではあるが、それは答えの返ってこない自問自答になる。本来の身体の持ち主にぶつけたい愚痴や疑問は、虚空を彷徨い続ける…


 そう、どこに行き着けばいい?

 「──セリアースの魂は、いま何処にあるんだ?」


 セリアースの肉体に宿った、城原玲樹の魂。ならば、本来の主であるセリアースの魂は今、どうなっている? 


 「これまで、俺は何か別の意識に干渉されたりしたことはない。一つの身体に二つの意識が混在している、っていう状態じゃなさそうだ」

 セリアースの心は体から離れてはいないが、封印されて顕在化できない…といった路線も考えられる。


 「もうこの身体に残っていないとすれば、誰か別の人間の身体に憑いたか…既に消えちまってるか、だな」

 別人に憑くとすれば、その先は現実世界の城原の身体かもしれない。言わば「心の交換」である。

 一方の、消えた──つまり心が死んでしまった可能性。城原の心によって上書きされた結果なら、城原は人殺しに等しい罪過を背負うことになる。だが、セリアースはずっと前から自失状態だったという。その時から既に、心は死んでいたという可能性もある。


 まだまだ考ええなければならない事柄は尽きないが、この世界では、城原には想像も及ばなく、実体を掴めないような力によって「可能性」が好き勝手に引き延ばされる。


 思考の窓を閉じ、目の前の享楽を追い求めるのが最善だという、彼らしい考えに城原はもう一度行き着いた。



 無数にある部屋の一つである。その中にある引き出しを漁る。


 暫く探しても家具や衣服の類しか見つからないが、諦めるにはまだ早い。

 (何が出てくれば当たりだろう? 最高なのはPCだけど、現実を見るなら…魔術に関係ない本とかかな? 

 ここの風土や文化に関してさっぱりだとマズいからなぁ…)


 ──今更何を考えているんだろう、自分は。


 枯れ果てた元エリートとして、これまで通りの引きこもり生活を送る。そのためには不必要な情報を、何故探し出そうとしている?


 確かに、自分は劇的な変化を求めていた。

 他力本願だと言われても構わない。長い時間をかけて骨の髄まで染み付いた怠け癖を抜ききることは難しく、置かれた環境からの強烈なプッシュが必要不可欠である。それは一種の諦観であった。

 やる気のない社会人や学生なら、転勤や異動、進級に転校など環境の変化は訪れる。だが引きこもりには、それは待てど暮らせどやってこなかった。


 だがついに、異世界転生などという荒唐無稽な現象が起こることで、その機会を得たのだ。それも、全てがハイスペックな皇族として。


 それでも、自分の気持ちは前を向かなかった。人から向けられた期待に背き、その人の存在を言い訳にした。


 「…結局、心の底では変わりたくなんかなかったんだよな」


 そう、それこそが城原玲樹の本質なのだ。確かに自己嫌悪の感情は持つが、そこまで。表向きは今の自分を嫌いつつも、そこは「まあそれでもいいじゃないか」というスタンスで誤魔化す。そう暮らしてきたし、暮らしていくつもりだ。


 「──さて、考える暇があったら手を動かさないとねぇ…」

 薄暗い部屋での捜索が再開されようとした、その矢先。


 「ほらダラダラしない、さっさと歩く!」

 「せ、先輩が全部荷物持たせるからですよ~!」


 二人組の声だ。この階の廊下に来たらしい。

 発見の危機も何度も味わってきている。城原の対処は冷静であった。

 まずは、今開けていた引き出しを閉じる。空き巣のように片っ端から開けていくことはせず、次の引き出しに行く前にきちんと閉じていたため、その作業は一瞬だ。


 次に、自身が身を隠す場所である。

 城原が選んだのは、部屋の隅に置かれたベッドだ。所々が破れ、埃も積もるという状況が示すのは、これは当の昔にお役御免になったものだということ。

 隠れる先がゴミだと認識されていれば、当然目にも付きにくい。確かな自信と共に、ベッドの下に潜り込んだ。


 当然、そこの埃もひどいものであったが、咳込んだりすることのないように堪える。

 最善は尽くした。が、出来る限りこの部屋に入ってほしくないことには変わりない。

 足音が近づくに連れ、城原の心臓の動悸も速くなっていき…


 「えーと、ここだったかしら…」

 「ふぅ、ふぅ…どうかここにありますように…もう、このバカデカいお城の中を、ゲロ吐きそうな重さの荷物背負って歩きまわりたくないですよお」

「サーズド家に仕える者として、最低限の言葉遣いをする…簡単なことを何度も言わせないでくれるかしら?」


 招かれざる客の入室である。


 「ほら、貴女はあっちの棚を探しなさい」

 「よっこらセッ〇ス…はい、わかりました!」

 「こんな奴しか雇えないなんて、いよいよ魔導官令も末期ね。再就職先の検討を始めておきましょう」


 (メイドさんかぁ…先輩風吹かしてる方は性格キツそうだけど、言動中学生の方はユルそう…捕まるなら絶対に後者だよなぁ)


 というのは、万が一のうちの二分の一の話である。

 取って食われることはないとしても、セリアースが自室の外を出歩く姿を見られたくはない。


 前々から変わらない、セリアースとして振る舞える自信が欠如しているという理由は大きい。

 だがもう一つ、レイシアと行動を共にすることで生まれたものもある。


 「魔導の血の寵児」の復活は、崖っぷちのサーズド家に関わる全ての人の望みであり、その期待の大きさ故、魔導の道の再興とイコールで繋がっている。


 あのレイシアもその一人だ。だが今のセリアースは、彼女一人分の期待さえ、背負うどころか受け止めることもできずにいる。


 (俺は、その期待を推進力にできるタイプじゃないんだよ…

 頼むからこのままそっとしておいてくれ…引きこもりって時点で存分に迷惑はかけてるけど、その中でもできるだけ迷惑かけないようにはしとくから…)

 …城原の自分本位な念が運命の怒りに触れたのか、


 「あら、この服、こんな風にしまっていたかしら…」

 「そーいえば確かに、所々前に見たときと配置が変わってますね」


 (嘘だろ、全部元あったように戻したはず…!)

 予想外の事態に、城原の余裕が崩れる。


 「あ、レイシアさんが前に、この部屋を入念に整理していたのを見かけたような気がします」

 中学生が、思い出したように呟く。

 「なんだ、あの子…別に私たちだけの持ち場ってわけじゃないけど、こっちだって色々考えながらやってんだから迂闊に掻き乱さないでほしいわね…」

 「ってことは、あれの在処もレイシアさんが知ってるんじゃないですかね。彼女に聞いてみましょう」

 「そうね。今彼女は…」

 「何言ってんですか今はいませんよ。デイン様から用事を言付かって、外に出てます」

 「…」

 軽い殴打の音が響いた。


 (レイシアが弄ったものに従って、俺が戻したからか…)

 冷や汗を拭う。それだけの行為も、この狭いベッドの下では音を立ててしまうかもしれないので慎重になる。

 (何探してんのか知らないけど、とっとと失せろくださいお願いします…)

 城原の願いも虚しく、彼女たちは雑談と共に作業を再開する。


 「まあでも、デイン様に乗り換える方があの子にとってもいいんじゃないかしら。いつまでもあの引きこもりの介護に現を抜かしている訳にはいかないでしょう」


 (う、またセリアースの悪口だよ…)

 隠すつもりのない棘を持った先輩の言い方から、城原の知る限りでは二人目のセリアース嫌いだということが判明した。

 (やっぱり、セリアースの味方はレイシアただ一人だったのかもしれんなぁ…

 まあ、主家に巣食う無駄飯食らいをよく思わないのは当然か。それに、なまじ期待をかけてしまったってんなら尚更反感を買うわけだ…)

 同時に、自分にあれだけ入れ込んでいるレイシアは、相当なイレギュラーであると気付いた城原だが、


 「レイシアさんは、このままセリアース様に添い遂げるんじゃないですかね」


 中学生は意外な推測を口にした。そう感じたのは城原だけではなく、

 「どうして? 今のようにほぼセリアース様専属の状態を続けている限り、サーズド家での栄達は望めないけど」

 疑問を呈した先輩に、


 「だって、セリアース様のお世話をしている間や、私たちに彼のことを話してくれてるときのレイシアさん、めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか。

 あの人は、セリアース様に仕えることが自分の全てだと定義づけしてるんだと思うんですよ。それは、相手がヒッキーになった後でも決して変わらない」


 「ふっ、そうね」

 先輩の語気が纏っていた棘は、既に消えていた。

 「あの子は真面目で、求められることはすぐにこなしていたけど…何の用事よりもセリアース様に関することを優先していたわ…

 そういうところ、本当に困った子なのよね…」


 そして、同僚のレイシア観に触れた城原。別側面のレイシアを知った彼の心は、


 確かに揺れ動いていた。


 (レイシアは間違いなく俺に添い遂げるつもりだ。外からああ見えてるんなら、そこはどう頑張っても動かせない彼女の芯だ。

 このままだと、レイシアは一生、引きこもりに身を捧げ続ける奇人扱い…もしくは、傾きかけている家のために働かない役立たずとされて放逐される…か。

 前者なら、俺に仕えられれば幸せなレイシアなら問題ないのかもしれん。でも、誰か一人に一生尽くせる人が評価されないなんて間違ってるだろ。

 後者なんて言うまでもない最悪のパターンだし、今のままではレイシアの歩む道は真っ暗だ)

 そして彼は、結論に辿り着く。


 (レイシアを…誰かを心の底から想う一人の少女を救いたければ、俺が立ち上がるしかない)



 遊び道具を漁る気分ではなくなったので、二人組が出ていったのを見計らってこちらも部屋に戻った。

 戻ったのだが…


 「だああああああ俺は一体全体どうすればいいんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 ベッドの上で一人地団太を踏む城原。一生心の奥底に封じておきたかった黒歴史を思い出してしまったかのようだった。


 「やっぱ、俺に白馬の王子様役が務まるわけがない…セリアースがやってもできない子だと発覚すれば、レイシアはどう思うことやら…」


 メイドコンビのレイシア観を聞いた直後はよかった。あとはそよ風程度の後押しがあれば、手探りでやっていけそうな気がしていた。


 そこに立ちはだかったのが、転生後の僅かな時間に染み付いた「熟考するクセ」である。


 何も考えずボケっと、限られた人生を浪費していた元の世界の彼よりかはよかったかもしれない。

 未知が未知を呼ぶ異世界に置いて、彼は絶え間ない思考を必要とした。そのため、異世界での彼は晴れて思案家となった。

 そして、その思案の方向は、悉く後ろ向きになる。それが彼の性格に依るものである、ということは今更言わずともよいだろう。

 だから、今彼はこうしてクヨクヨウジウジしているのである。


 「…ここで一人唸ってても何も進展しないだろうな」


 城原もそれに気が付いた。人に頼りきりの生活を送っておきながら、こういうことだけは一人で抱え込んでしまう引きこもりである。


 「うーん…やっぱりレイシアか。彼女に正直に…転生のことは隠しつつ…心情を打ち明ける。あとは上手いことノせてもらえれば、俺は一歩踏み出せる気がする」


 彼女は間違いなく、セリアースを前へ進ませようとしてくれるだろう。その推進力で「魔導の血の寵児」としての歩みを──セリアースにとっては再び、城原からしてみれば初めて──始められる。


 そのためには、所用を言いつけられた彼女の帰りを待たねばならない。

 結局暇つぶしに効くアイテムの入手はならなかった。ここは気合で待機である。

「もしも、魔導官令の一族として生きていくことになれば、待ち受ける困難はこんなものの比じゃない。これくらい無心で待たないとな」

 どことなくズレている気もするが、彼が産まれて初めて、気合なる観念を使用した瞬間であった。



 ガタン!

 扉の方から届いた物音で、城原玲樹は目を覚ました。


 彼は結局寝てしまった。

 さっきまでにあれほど寝たのだから寝落ちはないだろうと高を括っていたが、やることがなければ取り敢えず睡眠という城原のクセは、人間が取れる休息時間のリミットを越えてしまっているのかもしれない。


 そんなことはどうでもよく、物音である。

 あれは扉が開け閉めされるときに出る音ではないし、この部屋に侵入者の影は見当たらない。

 レイシア式のノックである可能性も考えて、一応頭を相談モードに切り替えながら扉を開ける。


 そこには誰もおらず、何度も通ってきた廊下が伸びているのみだった。

 「…何だったんだ?」

 正体不明の音に起こされるという薄気味悪さは払拭できぬまま、部屋に戻ろうとした。


 だが、閉めようとした扉に、異物を見つけた。

 扉の廊下に面している方には四角形の隙間があり、そこに白い紙がいくつか挟まっていたのだ。


 「?」

 恐る恐る拾う城原。触れた瞬間爆散することはなかったが、警戒は解けない。

 見たところ、手紙のようだ。共通するのは宛名が「サーズド・エル・セリアース様」であることのみの、様々な形態を取り、全く別の送り主からの手紙が複数届けられていた。先程の物音はこれらがあの隙間に差し入れられたときに生じたものだったのだろう。


 さて、ここで新しい葛藤が城原の中に生まれる。

 即ち、この手紙の封を開くか否か。


 「まあ、道義的な問題はない…はず。俺はまごうことなきセリアース…だし、宛名にその名が書かれている以上は読んでいい…いや読むべきだ。

 …いや、何がまごうことなきセリアースだ。手紙の宛先ってのは、本質的にはその人の心だろ。そう考えれば俺はやっぱり城原玲樹。ここで開ければ親書開封罪だ。異世界にそんな法があるのかは知らんが。

 そもそも、引きこもりに手紙なんざ来るのか? セリアースは皇族だからそういう付き合いも完全には捨てきれないのか…

 いや、この手紙は全て、国民から税金泥棒(いい暮らししてるし)への怒りのメッセージ⁉

 中には「いつまで引きこもってるんですか」とか「働いた方がいいと思います」とかの誹謗中傷がズラリ…うう…

 やっぱり、これはセリアースに向けられたものだ。俺が読んでいいものじゃない。

 …くっ、でも、気になる。他の引きこもりの生態…特に交友関係にはずっと関心があったんだ。これ以上の資料はない」


 思考が堂々巡りを続ける中、机に並べてみた手紙たちを見渡す。どれも厳重に封をされており、それが勝手に開けることに抵抗を覚えさせるのだが…


 一枚だけ。半分に折りたたまれた、裸の紙が紛れ込んでいた。


 「取り敢えず、こいつから見てみるか…」

 宛名も書かれていない以上、気兼ねなく見られる。そう、宛名がない以上、屋敷の内部の人間からの火急の連絡かもしれないのだ。

 手を伸ばして二つ折りを開き、その中身と出会う。


 「至急、四番街「練兵の涙」へ一人で来い。お前のメイド共々、そこで待っている」


お読みいただきありがとうございました。

この前Twitterで、「けいせん」と2回打ち込むと「──」←こういう線が引けることを知ったので実践してみました。これまではずっと伸ばし棒二本「--」でやってましたからね。ダサ過ぎて草。


今年はカープが強く、神里綾華の聖遺物厳選もしなくてはならないので執筆スピードはさらにダウンしていますが、続きも読んでいただけたら嬉しいです。

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