暗黒色の嘲り

男女ふたりの遺体が見つかった殺人現場のアパートには、一冊の日記が置かれていた。
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「さあ、これは私の日記である。少し陰鬱とした部分もあるし、決して楽しいものでもない。もし読んでいただけるというなら、心して読んで欲しい」
意思を持つ髪の毛に悩まされている「私」。その「私」の人生の歯車は次第に狂い始め、そして壊れていく。
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ホラーと少しだけミステリーです。お読みいただければ幸いです。

※ ホラーですが、髪についての記述があります。髪の毛の扱いや髪質などを気になさる方は、ご注意ください。